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リスボン3日間の旅程:初めてでも迷わない、混雑と暑さをかわす歩き方

June 27, 2026 · 1 min read

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リスボン、アルファマのテラコッタ色の屋根に降り注ぐ午後遅くの黄金色の光。黄色いトラムが急な石畳の坂を登り、その向こうにテージョ川が広がる。

リスボンは、多くの初訪問者が思っているよりもゆっくり歩いたほうが楽しめる街です。7つの丘に石畳の坂が広がり、夏の日差しは午前中のうちから容赦なく照りつけます。しかも見逃せない見どころのいくつかには、本当に長い行列ができます。だから初めての旅行では詰め込みすぎないことが肝心です。1日ごとにエリアをまとめて歩き、大きな見どころは開館と同時に訪れ、日差しが一番きつい時間帯は長めのランチとヴィーニョ・ヴェルデの一杯にあてましょう。ここで紹介するのは、まさにそのために組んだ3日間の旅程です。1日目はアルファマとバイシャ、2日目はベレンと元祖パステル・デ・ナタ、そして最後にシントラへの日帰り旅です。

リスボンの旅程の使い方

初めてのリスボンで、しかも長めの週末くらいしか時間がないなら、このプランはシンプルに考えられています。立ち寄る場所をエリアごとにまとめているので、坂は登るより下る方が多くなり、暑い中で街を行ったり来たりする必要もありません。1日ずつリスボン近郊の一つのエリアに絞ることで、移動時間を短くし、足への負担も減らしています。

出発前に知っておきたいことがいくつかあります。

  • 午前中こそが勝負です。 7月と8月のリスボンは気温が30度台前半から半ばまで上がるのが普通です。一番大事なコツは、最初の見どころには開館と同時に着き、午後1時にはペースを落とすことです。
  • 目玉となるチケットは事前予約を。 シントラのペーナ宮殿とベレンのジェロニモス修道院はどちらも入場時間指定のチケットをオンラインで販売しています。前もって買っておけば、炎天下で1時間並ぶことを避けられます。
  • 歩きやすい靴を履くこと。 ポルトガル名物の石畳(カルサーダ)は見た目こそ美しいものの、下り坂ではかなり滑りやすいので注意が必要です。
  • チャージ式のナヴェガンテカードを用意しましょう。 地下鉄、バス、トラム、ケーブルカーで使えて、その都度紙の切符を買うより断然楽です。

自分の好みやペースに合わせて調整できて、電波が不安定な場所でもオフライン地図付きでスマホに残るプランが欲しいなら、AIに作ってもらう方法もあります。詳しいやり方はAIで旅行プランを作る方法で紹介しています。

1日目:アルファマとバイシャ、歴史地区

リスボンのアルファマ地区、石畳の急な坂道を上る黄色いレトロなトラム

1日目は街で一番古いエリアに絞ります。コツは、まだ涼しいうちに城まで一気に登ってしまい、あとはアルファマの路地を下りながらバイシャの広々とした通りまで自然に流れていくことです。

午前:サン・ジョルジェ城とアルファマの展望台

まずは一番上から始めましょう。サン・ジョルジェ城は午前9時開場です。この時間に着けば、空気はまだ涼しく光も柔らかで、城壁もほぼ独り占めできます。テラコッタ色の屋根とテージョ川を見渡す景色は、街で一番の眺めです。

  • 有名な28番トラムの争奪戦に加わるより、歩いて登るほうが得策です。あのレトロな黄色いトラムは魅力的ですが、午前も遅くなるとすし詰めになり、スリも出やすくなります。乗車体験として楽しむなら、混雑の少ない時間帯に乗りましょう。
  • 下る途中には、アルファマを代表する2つの展望台があります。ポルタス・ド・ソル展望台と、タイル張りのテラスにブーゲンビリアが咲くサンタ・ルジア展望台です。

午後:アルファマを下ってバイシャへ

アルファマは、ファド発祥の地でもある古いムーア人街です。段々になった路地と洗濯物が揺れる小さな広場が迷路のように入り組んでいて、効率よく回れるルートなどありません。それこそがこの地区の魅力です。坂を下るままに歩けば、自然と川の近くにたどり着きます。

そこからバイシャへと足を延ばしましょう。1755年の大地震のあとに再建された、格子状の整然とした街並みです。

  • コメルシオ広場はテージョ川に面した広大な広場で、黄色いアーケードに囲まれています。アウグスタ通りの凱旋門をくぐると、その先は歩行者天国のショッピング通りです。
  • 波模様の石畳と噴水があるロシオ広場は、下町エリアの人々が自然と集まる場所です。日陰でアイスコーヒーを飲むにもちょうどいい場所です。
  • サンタ・ジュスタのリフトの長い列には並ばなくて大丈夫です。この鉄製のエレベーターは写真映えしますが、同じ展望台にはカルモ修道院の廃墟の脇を歩いて上れば無料でたどり着けます。

夜:アルファマでファド

日が暮れたら、もう一度アルファマに戻って夕食とファドを楽しみましょう。ポルトガルの心に染みる民謡です。小さなレストランの多くがライブを開いているので、観光客で混みやすい時間帯を避けるなら早めの回を予約するのがおすすめです。1日目の締めくくりに、ゆったりとした時間を。

2日目:ベレンと元祖パステル・デ・ナタ

2日目は川沿いを西へ進み、大航海時代の記念建造物が並ぶベレン地区へ向かいます。日差しを遮るものが少ない川沿いのエリアなので、正午頃には猛烈に暑くなります。記念建造物は早めに見て回り、日差しが一番強い時間は美術館か日陰でのランチに切り替えましょう。

午前:ジェロニモス修道院とベレンの塔

ジェロニモス修道院には開館時刻(月曜休館、午前9時半ごろ)に合わせて到着しましょう。マヌエル様式の回廊はヨーロッパでも指折りの美しさですが、午前も遅くなるとリスボンで一番の行列ができます。オンラインで時間指定チケットを買っておけば、その行列のほとんどを素通りできます。

  • 川沿いを少し歩くと、川の中に建つ16世紀の要塞ベレンの塔にたどり着きます。写真映えする建物ですが、内部は狭く行列の進みも遅いため、岸から眺めるだけで先に進む旅行者も多いです。両者の間には、そびえ立つ発見のモニュメントがあります。

昼:パステル・デ・ナタ巡礼

他の予定を削っても、ここには立ち寄ってください。1837年創業のパステイス・デ・ベレンは、ポルトガルを代表するエッグタルト、パステル・デ・ナタの発祥店で、今も秘伝のレシピで焼き続けています。テイクアウトの列は意外と早く進みますし、店内の席は涼しく落ち着いています。温かいうちにシナモンをふって、最低でも2個は食べたいところです。ここが元祖であり、評判どおりの味です。

午後:涼しい美術館からLXファクトリーへ

一番暑い時間帯は、冷房の効いた屋内で過ごすのが賢明です。川沿いに建つ波形の建物が印象的なMAAT(アート・建築・テクノロジー美術館)や、金色に輝く豪華な馬車が並ぶ国立馬車博物館がおすすめです。帰り道には、4月25日橋の下にある元工場の複合施設LXファクトリーにも立ち寄ってみてください。書店やカフェ、ストリートアートが並んでいます。

夜:カイス・ド・ソドレとタイムアウト・マーケット

1日の終わりは川沿いのカイス・ド・ソドレへ。タイムアウト・マーケット(メルカド・ダ・リベイラ)には街を代表するシェフや屋台が何十軒も集まっていて、グループでそれぞれ違うものを食べたいときにぴったりです。食後は、かつての歓楽街で今はバーが並ぶピンクストリートを歩いてみましょう。

3日目:シントラへの日帰り旅

霧のかかる森の上にそびえるシントラのペーナ宮殿、黄色と赤の塔

リスボン初訪問なら、電車で40分のシントラへ行かない理由はありません。おとぎ話のような宮殿が立ち並ぶ、霧に包まれた丘の町です。同時に、準備不足が一番こたえる場所でもあるので、タイミングがどこよりも重要になります。

行き方と計画

電車はロシオ駅からおよそ30分おきに出ています。午前8時から8時半ごろの早い便に乗りましょう。午前9時半のシントラは、正午のシントラよりずっと落ち着いています。

  • ペーナ宮殿の時間指定チケットはオンラインで購入し、一番早い枠を狙いましょう。正午近くになると、宮殿もそこに至る道もツアーバスであふれます。
  • シントラ駅から434番バスに乗ればムーアの城とペーナ宮殿を巡回できますが、人が増えると動きが遅くなります。これも早めの行動をすすめる理由の一つです。

1日で見る価値がある3つの見どころ

1日ですべてをじっくり見るのは難しいので、好みで絞りましょう。

  • ペーナ宮殿は、一番高い頂に建つロマン主義様式の宮殿で、雲の中に黄色と赤の塔がそびえるお菓子のような佇まいです。開場と同時に、まずここへ。
  • レガレイラ宮殿はゴシック様式の邸宅で、苔むした石段が地中へと螺旋を描いて下りていくイニシエーション・ウェルがあります。シントラで一番雰囲気のある場所で、ペーナ宮殿ほど混みません。
  • 廃墟となった**カステロ・ドス・モウロス(ムーアの城)**は、古い城壁沿いを風に吹かれながら歩けるスポットで、麓の宮殿群より涼しく風通しもいいです。

旧市街で食事をする時間も取っておき、地元名物のアーモンド菓子トラヴェセイロもぜひ試してください。午後の電車で戻り、まだ元気が残っていればバイロ・アルトの上にあるサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台から夕日を眺めるのもいいでしょう。

知っておくと得するリスボンの実用情報

  • ベストシーズン。 晩春(5月、6月)と初秋(9月、10月)は、7月から8月の最盛期に比べてずっと過ごしやすいです。真夏に行くなら、早朝出発と長めの昼休みを徹底しましょう。
  • 暑さ対策。 水を持ち歩き、帽子をかぶり、きつい上り坂はグロリアビカのケーブルカーで回避しましょう。午後1時から4時ごろは、屋内か日陰で過ごす予定を組んでおくのがおすすめです。
  • 行列対策。 ジェロニモス修道院とペーナ宮殿は事前予約を。有料の見どころを何カ所も回り、公共交通機関もよく使うならリスボアカードの購入も検討する価値があります。
  • 貴重品には注意しましょう。 28番トラムの車内や混雑した広場では、スリがこの街でほぼ唯一と言っていい厄介事です。

このリスボンプランを自分仕様に

夕暮れの金色の光に包まれる、テージョ川に建つベレンの塔

3日間を3つのエリアに分けて、朝は早めに、昼はのんびりと過ごす。これが初めてのリスボンをゆったり楽しむための基本形です。とはいえ一番いいプランは、自分に合わせて形を変えたものです。ベレンの美術館にもっと時間をかけたい人もいれば、子連れでゆっくり回りたい人、ファドの夜をもう一晩楽しみたい人もいるでしょう。

そのためにあるのが、AIトラベルコンパニオンです。Travolpならリスボンのプランを取り込んで、好みを伝えるだけでチャットしながら組み替えられます。旅の間はオフライン地図(シントラ行きの電車内や、電波の届かないアルファマの路地で本当に役立ちます。詳しくは旅行プランをオフラインで使う方法を参照)とLensを一緒に持ち歩けます。Lensはタイル張りのファサードや修道院の彫刻にカメラを向けるだけで見分け、あなたの言語で短い音声ガイドを読み上げてくれます。アジアの旅先も検討しているなら、京都3日間の旅程も同じように混雑を避ける組み方をしています。

準備ができたら、リスボンのプランを見てみてください。そしてTravolpをダウンロードして、自分だけのプランに仕上げましょう。

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