Travolp.
共有された旅行· 共有日 7/27/2026

Three Days in,
Split.

Split, Croatia

旅行価格 価格は別途お問い合わせ
8/15/2026 → 8/17/2026大人2名
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日数
3日
立ち寄り先
18か所
目的地
1目的地
旅行者
大人2名
興味

Roman ruins, beaches, islands, seafood

旅程

3章
1日目8/15/2026

ディオクレティアヌス宮殿と旧市街

Old Town, Split

1700年前のローマ皇帝の宮殿が、そのまま今の街になっています。午前は大聖堂の鐘楼に上って赤い屋根を見渡し、夕方はリヴァの遊歩道で海風に当たりながら日が落ちるのを待ちます。

この日の流れ

朝はまだ人の少ない路地から始めます。D16でコーヒーを一杯飲んだら、そのまま宮殿の中へ。ペリスティルの広場、地下の大広間、洗濯物が干された石畳の路地まで、ここは遺跡というより今も人が住んでいる街です。昼は緑市場そばのコノバで魚を食べ、暑い時間はいったん宿で休みます。夕方にリヴァへ出て、日没前後の1時間を海沿いで過ごすのがこの街のいちばん気持ちのいい時間帯です。

支度と予約

宮殿の石畳は何百年も踏まれて表面がつるつるです。底の薄いサンダルよりグリップのある靴が安心できます。鐘楼の階段は狭く、途中から吹き抜けになるので両手は空けておいてください。8月の日中は日陰が少なく、水のボトルと帽子は必須です。大聖堂は聖堂内部と宝物室、地下聖堂で券が分かれていることがあるので、窓口でその日の組み合わせを聞くのがいちばん早い方法です。Villa Spizaは予約を取らない席が中心なので開店直後を狙い、夜のBokeriaは逆に予約しておきます。

移動のしかた

この日は歩きだけで完結します。宮殿には四方に門があり、東西の門から旧市街のどこへ行っても10分前後。車はほとんど入れません。宿がリヴァの外側にある場合も、旧市街の外の道路まで出ないとタクシーは拾えないので、その分の時間を見ておいてください。

地元の作法

コノバ(konoba)はもともと食料や酒をしまう地下の部屋を指す言葉で、今は家庭的な食堂の呼び名になっています。魚は1キロあたりの値段で出てくることが多いので、注文の前に大きさを見せてもらうと会計で驚きません。地元の人はコーヒー一杯で1時間ねばります。急かされることはないので、こちらも急がなくて大丈夫です。

  1. 01

    D16 Coffee

    08:30 · 45m
    スプリットでいちばん早くスペシャルティを始めた焙煎店で、宮殿脇の静かな路地にあります。旧市街が混み出す前、9時前後までに行くと席が選べます。フラットホワイトか浅煎りのフィルターを頼んで、外の石段で飲むのがこの街らしい朝の始め方です。豆も量り売りしています。
    この場所について

    旧市街の路地にある小さなスペシャルティコーヒー店で、自家焙煎の豆も売っています。

    歴史
    スプリットのカフェは長らくエスプレッソと長話の場所で、豆の産地や焙煎度を選ぶ習慣はありませんでした。2010年代に入って抽出にこだわる小さな店が現れ、D16はその流れの初期を代表する一軒です。
    有名な理由
    観光客向けではなく、ちゃんとしたコーヒーが飲める場所として地元の人にも旅行者にも定着しています。
    知っていましたか
    店名のD16は住所そのものです。ドミニソヴァ通り16番地の頭文字と番地をくっつけただけの名前になっています。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 1 min· 100 m↗ Directions
  3. 02

    Diocletian's Palace

    09:30 · 90m
    ペリスティルの広場、地下の大広間、そして人が暮らす石畳の路地をひと続きに歩きます。地下は日差しを避けられるので、暑い時間帯に回すと体力が持ちます。門は四方に四つ。北の黄金の門から入って南の青銅の門へ抜けると、宮殿がどういう作りだったのかが体でわかります。
    この場所について

    ローマ皇帝ディオクレティアヌスが引退後の住まいとして建てた宮殿で、その内側がそのままスプリット旧市街になっています。

    歴史
    建設は3世紀末から4世紀初めにかけて。皇帝の死後は帝国の施設として使われ、7世紀に近隣のサロナの住民が襲撃を逃れて壁の内側に住み着いたことから、宮殿は少しずつ街へ変わっていきました。
    有名な理由
    ローマ皇帝の宮殿としては世界でもっとも保存状態のよいもののひとつで、1979年に旧市街とともにユネスコの世界遺産に登録されています。
    知っていましたか
    今も約3000人が壁の内側で生活しています。遺跡の中に住所があり、郵便が届き、洗濯物が干されている場所です。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 2 min· 100 m↗ Directions
  5. 03

    Cathedral of St. Domnius

    11:15 · 75m
    鐘楼は最上部まで階段が続き、途中から手すりだけの吹き抜けになります。高いところが苦手な人は無理をせず、途中のテラス階で引き返してください。それでも屋根と港は十分見えます。朝いちばんか夕方が空いていて、光も屋根の色をよく拾う時間帯です。
    この場所について

    スプリット旧市街の中心に立つ大聖堂で、隣の鐘楼から街と港を見渡せます。

    歴史
    建物はもともとディオクレティアヌス帝の霊廟として建てられ、中世に入ってキリスト教の聖堂に転用されました。ロマネスクの鐘楼は12世紀以降に長い時間をかけて建てられ、19世紀末から20世紀初めにかけて大きく積み直されています。
    有名な理由
    現役の大聖堂としては世界でもっとも古い建物のひとつとされ、皇帝の墓をそのまま使っているという成り立ちが知られています。
    知っていましたか
    捧げられている聖ドゥイエは、ディオクレティアヌス帝によるキリスト教徒迫害で命を落とした司教です。自分の霊廟が、迫害した相手を祀る聖堂になったことになります。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 3 min· 200 m↗ Directions
  7. 04

    Villa Spiza

    13:00 · 75m
    緑市場のすぐそば、印刷されたメニューはなく、その日の黒板だけの店です。席はカウンター中心で数はごくわずか、予約は取っていません。開店直後に行くか、待つ覚悟で。魚のグリルか、その日の煮込みを頼んでおけば外しません。厨房が目の前なので、迷ったら鍋を指さして聞けます。
    この場所について

    旧市街の路地にある小さなコノバで、その日の仕入れ次第で黒板の献立が変わります。

    歴史
    旧市街には観光客向けの店が増えましたが、家庭料理を出す小さな食堂も残ってきました。Villa Spizaは後者の側に立ち続けている一軒で、地元の常連と旅行者が同じカウンターに並びます。
    有名な理由
    毎日書き換わる黒板と、厨房が手の届く距離にあるカウンター席で知られています。行列のできる店として名前が挙がります。
    知っていましたか
    「スピザ(spiza)」はダルマチアの方言で食べ物や食料の買い出しを指す言葉で、イタリア語のspesaから来ています。店名はつまり「食べ物の家」です。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 5 min· 400 m↗ Directions
  9. 05

    Riva waterfront

    16:30 · 90m
    ヤシの並ぶ海沿いの遊歩道で、宮殿の南壁がそのまま背景になります。18時を過ぎると地元の人が散歩に出てきて、いちばん人の出る時間帯です。海に面したカフェのテラス席は人気ですが、路地の店より値段は高め。ジェラートを買って端から端まで歩くほうが気楽です。
    この場所について

    旧市街の南側、海に面した幅の広い遊歩道です。宮殿の南壁とヤシ並木、カフェのテラスが一列に続きます。

    歴史
    もともとは海が宮殿の壁のすぐ下まで来ていた場所で、船は南の青銅の門に直接着けられました。19世紀のフランス統治期に埋め立てと整備が進み、今の散歩道の形になっています。2007年の改修で石畳と白い日よけが入りました。
    有名な理由
    スプリットの人にとっては待ち合わせ場所であり、夕方の散歩コースであり、祭りやスポーツの祝勝会が開かれる広場でもあります。
    知っていましたか
    2007年の改修は現代的すぎるとして市民の反対運動が起きました。今では日常の風景になっていますが、当時は署名まで集まった論争でした。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 5 min· 300 m↗ Directions
  11. 06

    Bokeria Kitchen & Wine Bar

    19:30 · 90m
    リヴァから1本入った通りにある、天井の高い店です。夜は満席になるので予約を取っておいてください。イカスミのリゾットに、コルチュラ島の白ワインのポシップを合わせるのが定番。ワインはグラスで頼めるので、料理に合わせて2種類試すこともできます。
    この場所について

    旧市街にあるモダンな地中海料理のレストランで、ワインバーを兼ねています。

    歴史
    名前はバルセロナの市場ラ・ボケリアから取られていて、食材を見せながら出すという市場の考え方が店の作りの下敷きになっています。天井の高い空間の中央にバーとオープンキッチンが置かれています。
    有名な理由
    旧市街で夜がいちばん賑やかな店のひとつで、スプリットの外食が観光客向けの魚料理一辺倒から変わったきっかけの一軒として名前が挙がります。
    知っていましたか
    ポシップはコルチュラ島原産の白ぶどうで、ダルマチアの魚料理に合わせる地元の定番です。輸入ワインを探す必要はありません。
    ↗ マップで開く
2日目8/16/2026

マリヤンの丘とカシュニ・ビーチ

Marjan, Split

松に覆われた半島を、涼しい午前のうちに登ります。展望台からは旧市街と島々がひと目で見渡せ、午後はそのまま海へ下りて、カシュニの小石の浜で夕方まで泳いで過ごす一日です。

この日の流れ

朝いちばんにヴァロシュの石段を上がり、テラツァ・ヴィディリツァでコーヒーを飲みます。ここからマリヤンの尾根道が始まります。松の日陰が続くので、8月でも午前中なら気持ちよく歩けます。中腹には中世の隠者が使った小さな礼拝堂が岩に張りついたまま残り、上まで行くと湾の向こうの島まで見えます。昼はメシュトロヴィッチの旧邸で彫刻を見て、午後はカシュニの浜へ下りて泳ぎます。夜はヴァロシュに戻って魚。丘と海と食卓が半径2キロに収まっているのがスプリットの気楽なところです。

支度と予約

浜は砂ではなく丸い小石なので、マリンシューズがあると足の裏が痛くなりません。日陰は松の下だけに限られ、パラソルとチェアは有料で借りられます。水は登り口で買っておいてください。尾根の途中に店はありません。ギャラリーは休館日が決まっているので、行く前にその週の開館時間を確認しておくと空振りしません。夜のコノバ・フェティヴィは席数の少ない店で、20時前後には埋まります。

移動のしかた

ヴァロシュの石段はまとまった上りですが、上りきればあとは尾根の平坦な道です。マリヤンからカシュニまでは南岸の道を下って30分ほど。歩きたくない日は、リヴァの西側からマリヤン南岸を通るバスが出ています。帰りはタクシーか配車アプリが確実で、浜の駐車場まで来てもらえます。

地元の作法

マリヤンはスプリットの人にとって観光地ではなく生活の一部で、朝の散歩やランニング、日曜の家族連れで一年じゅう人がいます。「フェティヴィ(fetivi)」は方言で「生粋のスプリット人」という意味。店の名前がそのまま看板の役目を果たしています。海から街に戻るときは、水着の上にTシャツを一枚。上半身裸で旧市街を歩くのは嫌がられます。

  1. 01

    Teraca Vidilica

    09:00 · 45m
    ヴァロシュの石段を上りきったところにある、マリヤン最初の展望台のカフェです。テラス席からは旧市街と港、その先の島まで見えます。9時ごろならまだ空いていて、日差しも柔らかい時間帯。ここでコーヒーを飲んでから尾根道に入るのが、地元の人のマリヤンの始め方です。
    この場所について

    マリヤンの入口、最初の展望テラスに立つカフェです。

    歴史
    この場所は古くから街を見下ろす展望の地点でした。下に広がるヴァロシュは漁師と石工が住んだ古い住宅地で、石段はその集落を抜けて丘へ上がる昔からの道をなぞっています。
    有名な理由
    スプリットの絵はがきに使われる景色はここから撮られています。旧市街の赤い屋根、大聖堂の鐘楼、港と島が一枚に収まります。
    知っていましたか
    カフェのすぐ脇に16世紀から使われた古いユダヤ人墓地があります。松林の中に石の墓標が静かに残っていて、こちらはほとんど人が来ません。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 27 min· 1.8 km↗ Directions
  3. 02

    Marjan Hill

    10:00 · 90m
    尾根道はほぼ平坦で、松の日陰が続きます。途中に聖イェロニムなど岩に張りついた小さな礼拝堂があり、いちばん奥のテレグリンが頂上です。往復で2時間ほど見ておいてください。売店は入口付近にしかないので、水は必ず持って入ります。
    この場所について

    旧市街の西に続く松林の丘で、市民の森林公園になっています。頂上のテレグリンから湾と島を見渡せます。

    歴史
    もともとは岩がむき出しの乾いた丘でした。19世紀後半から地元の人たちがアレッポ松を植え続けて今の森ができ、20世紀初めには植林と保全のための市民団体もつくられています。
    有名な理由
    スプリットの人が街の肺と呼ぶ場所で、散歩、ランニング、岩登り、海水浴が一つの丘にまとまっています。
    知っていましたか
    中世にはここに隠者が住んでいました。岩壁を彫り込んだ小さな礼拝堂がいくつも残っていて、鍵のかかった扉の向こうに今も祭壇があります。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 49 min· 3.4 km↗ Directions
  5. 03

    Ivan Mestrovic Gallery

    12:15 · 75m
    彫刻家が自分のために建てた海沿いの邸宅が、そのまま美術館になっています。庭に置かれた彫刻とテラスからの海が見どころです。同じ券で数百メートル先のカシュテレット礼拝堂にも入れるので、続けて回ってください。滞在は合わせて1時間半ほどが目安です。
    この場所について

    20世紀クロアチアを代表する彫刻家イヴァン・メシュトロヴィッチの旧邸で、ブロンズと大理石の作品を展示しています。

    歴史
    建物は1930年代に彫刻家自身の住まいと仕事場として建てられました。第二次世界大戦中に国を離れたのち、作品と建物は国に譲られ、美術館として公開されています。
    有名な理由
    メシュトロヴィッチはロダンに認められ、ニューヨークのメトロポリタン美術館で存命中に個展を開いた最初の彫刻家として知られます。その代表作をまとめて見られる場所です。
    知っていましたか
    近くのカシュテレットには木彫のレリーフによるキリスト伝の連作があり、礼拝堂の壁を一周する形で収められています。同じ入場券で見られます。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 23 min· 1.6 km↗ Directions
  7. 04

    Joe's Beach Lounge Bar

    14:00 · 90m
    カシュニの浜にそのまま面したラウンジバーです。日差しのいちばん強い時間はここで魚のグリルやサラダを食べて休むのが正解。パラソルとチェアの貸し出しも同じ場所で頼めます。夕方はDJが入って音が大きくなるので、静かに泳ぎたい人は午前中の浜を選んでください。
    この場所について

    マリヤン南側、カシュニ・ビーチの小石の浜に立つビーチバー兼レストランです。

    歴史
    カシュニは長らく地元の人が泳ぎに来るだけの入り江でしたが、2010年代にビーチバーが入り、ラウンジチェアの並ぶ今の浜に変わりました。
    有名な理由
    海に足がつくほどの距離でスプリッツを飲める場所として、スプリットでいちばん名前の知られたビーチバーのひとつです。
    知っていましたか
    浜の背後にそびえる白い崖はマリヤンの南斜面で、クライミングのルートが何本も開かれています。泳ぎながら岩壁を登っている人を見上げることになります。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 1 min· 0 m↗ Directions
  9. 05

    Kasjuni Beach

    15:30 · 120m
    透明度が高く、丸い小石の浜です。マリンシューズがあると海への出入りが楽になります。午後は西日が強いので、松の影が伸びる16時以降が過ごしやすい時間帯。更衣室とシャワーがあり、パラソルは有料です。混雑を避けたいなら、浜の端の岩場のほうが空いています。
    この場所について

    マリヤン半島の南側にある入り江の浜で、白い崖と松林に囲まれています。

    歴史
    街から歩ける距離にありながら車道が細く、長らく地元の人だけの海水浴場でした。近年整備が進み、貸しチェアや飲食が入るようになっています。
    有名な理由
    スプリット市内から近い浜のなかでは水の透明度がいちばん高いとよく言われます。正面に夕日が沈む向きなのも人気の理由です。
    知っていましたか
    水がここまで青く見えるのは、崖も海底も同じ白い石灰岩だからです。砂の浜と違って濁りが立たないので、風のない日は底まで見通せます。
    ↗ マップで開く
  10. 🚗drive· 10 min· 3.5 km↗ Directions
  11. 06

    Konoba Fetivi

    19:30 · 90m
    ヴァロシュにある家族経営のコノバです。名物は魚の煮込みブロデット(brodet)とイカのグリルで、どちらもポレンタが添えられます。献立はその日に上がった魚から決まります。席数が少ないので、夜は予約するか19時前に入っておいてください。
    この場所について

    旧市街の西側、ヴァロシュ地区にある家族経営の食堂で、ダルマチアの魚料理を出します。

    歴史
    ヴァロシュは漁師と職人が住んだ低い石造りの家が並ぶ地区で、コノバという食堂の形はそこから生まれました。家族が厨房に立ち、その日に手に入ったもので献立を組む作りは今も変わっていません。
    有名な理由
    観光客向けに味を寄せていない店として知られ、ブロデットを目当てに通う人がいます。
    知っていましたか
    「フェティヴィ(fetivi)」はスプリットの方言で、この街生まれの生粋の地元民を指す言葉です。店名がそのまま料理の宣言になっています。
    ↗ マップで開く
3日目8/17/2026

船で行くトロギール

Trogir, Croatia

ヴェネツィアの石でできた小さな島の町へ、海沿いを1時間ほど。ラドヴァンが彫った大聖堂の門と、城壁の上の一周、そして海に面したテラスでの長い昼食が待っています。

この日の流れ

朝の船でリヴァを出て、カシュテラの湾を横目にトロギールへ向かいます。着いたらまず大聖堂へ。正面扉の彫刻をゆっくり見てから鐘楼に上ります。町は端から端まで歩いて15分ほどの島なので、順路に迷うことはありません。昼食のあとは島の先端の城塞で城壁を一周し、午後は日陰の路地とリヴァを行ったり来たり。夕食をとってから船かバスでスプリットに戻ります。

支度と予約

船は季節運航で、風が強い日は欠航します。前日にダイヤを確認し、戻りの便の最終時刻を必ず控えておいてください。バスなら本数が多く、遅くなっても帰れます。鐘楼は上に行くほど階段が細くなるので、荷物は小さくまとめておくと楽です。大聖堂と鐘楼、城塞はそれぞれ別料金。昼のコノバは12時半を過ぎると埋まるので、朝のうちに電話で席を取っておくと待たずにすみます。

移動のしかた

スプリットのリヴァからトロギールまで、船で約1時間。カシュテラの海岸線をなぞって進みます。行きは船、帰りはバスにすると景色も時間も無駄がありません。バスはスプリットの長距離バスターミナルとトロギールの橋のたもとを結び、所要は道路の混み具合で30分から1時間。旧市街は島全体が歩行者中心なので、橋を渡ってからは歩きです。

地元の作法

トロギールは紀元前3世紀にギリシャ人が開いた町で、そのあとローマ、ヴェネツィア、オーストリアと支配者が入れ替わりました。石造りの建物にその層がそのまま残っていて、1997年に旧市街全体がユネスコの世界遺産になっています。レストランは通しで開いている店が多い一方、小さな商店は午後に閉めます。買い物があるなら昼前に済ませておいてください。

  1. 01

    Bura Line boat to Trogir

    08:30 · 60m
    スプリットのリヴァから出る季節運航の旅客船です。カシュテラの海岸に沿って進み、片道1時間ほど。上のデッキが空いていれば景色がよく見えます。運航は天候次第なので、乗る前に戻りの便の時刻も確かめておいてください。急ぐ日は都市間バスのほうが速くて確実です。
    この場所について

    スプリットとトロギールを海路で結ぶ季節運航の旅客船です。

    歴史
    ダルマチアの町はもともと陸路より海路でつながっていました。トロギールへの行き来も長く船が主役で、今の航路はその移動の形をそのまま残しています。
    有名な理由
    バスでは見られないカシュテラ湾の海岸線を、水面の高さから眺められる行き方として選ばれています。
    知っていましたか
    「ブーラ(bura)」はアドリア海に吹き下ろす冷たい北東の強風の名前です。この風が強い日は小さな船の運航が止まります。
    ↗ マップで開く
  2. 🚗drive· 38 min· 29.4 km↗ Directions
  3. 02

    Cathedral of St. Lawrence

    10:00 · 90m
    見どころは正面のラドヴァンの門です。両脇のアダムとイヴ、月ごとの農作業、狩りの場面まで彫り込まれているので、まず離れて全体を見てから細部に寄ってください。鐘楼は上部ほど階段が細く風も強めです。聖堂内部と宝物室、鐘楼で券が分かれていることがあります。
    この場所について

    トロギール旧市街の中心に立つ大聖堂で、彫刻家ラドヴァンによる正面扉の石彫で知られます。

    歴史
    13世紀に建設が始まり、その後何世紀もかけて増築されました。正面の門は1240年にラドヴァンが手がけたものです。鐘楼も数百年かけて建て継がれたため、上に行くほど時代が新しく、様式も変わっていきます。
    有名な理由
    ラドヴァンの門は中世クロアチアの石彫の頂点とされ、ロマネスクからゴシックへの移り目を一枚の扉の上で見られる作品です。
    知っていましたか
    門にはアダムとイヴが、それぞれ獅子の背に立つ姿で彫られています。この地域の中世彫刻では早い時期の裸像です。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 6 min· 500 m↗ Directions
  5. 03

    Kamerlengo Fortress

    11:45 · 45m
    島の西端に立つヴェネツィアの海城です。内部は広場と城壁だけなので、見学は30分から45分で足ります。城壁の上を一周すると、チョヴォ島との海峡と港が見渡せます。日陰がまったくないので帽子を忘れずに。夏の夜は中庭が野外映画やコンサートの会場になります。
    この場所について

    トロギールの島の先端に立つ15世紀の要塞で、城壁の上を歩けます。

    歴史
    ヴェネツィア共和国がトロギールを支配した時代に、港と海峡を見張るために築かれました。名前は当時この城に置かれた財務と軍務の役職カメルレンゴに由来します。
    有名な理由
    海に突き出た角張った石の姿と、城壁から見渡す海峡の眺めで知られています。
    知っていましたか
    かつてはもう一つ、聖マルコの塔という円形の砦が対になっていて、二つで港の入口を挟んでいました。今その塔はサッカー場の脇にぽつんと残っています。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 5 min· 400 m↗ Directions
  7. 04

    Konoba Trs

    13:00 · 90m
    石と木でできた小さなコノバで、ぶどう棚の下にテラス席があります。パシュティツァーダ(pašticada)は牛肉を数日かけて漬け込んでから煮る郷土料理で、ニョッキが添えられます。昼は12時半を過ぎると埋まるので予約か早めの入店を。路地の奥にあり、看板は小さめです。
    この場所について

    トロギール旧市街の路地にある小さなコノバで、ダルマチアの家庭料理と炭火焼きの魚を出します。

    歴史
    旧市街の建物はほとんどが石造りで、こうした店の多くは古い住居や作業場をそのまま使っています。ぶどう棚の下で食べる形も、ダルマチアの家の中庭から来た習慣です。
    有名な理由
    観光地のど真ん中にありながら、地元の味付けを守っている店として名前が挙がります。
    知っていましたか
    「トゥルス(trs)」はクロアチア語でぶどうの木そのものを指します。テラスに日陰をつくっているのが、まさにその木です。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 4 min· 300 m↗ Directions
  9. 05

    Trogir Riva

    15:00 · 75m
    チョヴォ島へ渡る橋に面した海沿いの遊歩道です。ヴェネツィア様式の建物が一列に並び、正面にはヨットが停まっています。午後は日差しが強いので、アイスを買って北側の路地の日陰を歩くほうが快適です。日が傾くと気温が下がり、ここが町でいちばん人の出る場所になります。
    この場所について

    トロギール旧市街の南側、海に面したヤシ並木の遊歩道です。

    歴史
    この岸壁はもともと船の着く場所で、町に入るものも出るものもすべてここを通りました。今は係留と散歩の場になり、カフェのテラスが並んでいます。
    有名な理由
    背後に旧市街の石の壁とヴェネツィア期の宮殿が続き、町の姿がいちばんよくわかる場所です。
    知っていましたか
    トロギールの旧市街は本土でもチョヴォ島でもなく、その間に浮かぶ細長い島の上にあります。入るにも出るにも橋を渡ることになり、それが長いあいだ防御の役目も果たしていました。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 6 min· 500 m↗ Directions
  11. 06

    Restaurant Concordia

    19:00 · 90m
    リヴァの海に面した老舗のシーフードレストランです。夕方の便で帰るなら19時ごろの席を取ると、日が落ちるのを見ながら食べてちょうど間に合います。魚は重さで値段が決まるので、注文の前に大きさを確認してください。テラス席は予約しておくのが確実です。
    この場所について

    トロギールの海沿いにある魚料理のレストランで、旧市街の古い石造りの建物に入っています。

    歴史
    旧市街の歴史ある石の家をそのまま使っていて、店としてもこの町では長く続いている一軒です。献立はダルマチアの魚料理が中心で、大きく変えずに続けています。
    有名な理由
    海に面したテラス席と、炭火で焼く魚で知られます。トロギールで夕食といえば名前の挙がる店のひとつです。
    知っていましたか
    ダルマチアでは魚を丸ごと炭火で焼き、オリーブオイルとパセリ、ニンニクをあわせたソースをかけて出すのが基本です。切り身より丸のほうが安いことも多く、二人で一匹を分けるのが普通の頼み方です。
    ↗ マップで開く
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