Travolp.
共有された旅行· 共有日 7/27/2026

Three Days in San,
Sebastian.

San Sebastian, Spain

旅行価格 価格は別途お問い合わせ
8/24/2026 → 8/26/2026大人2名
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日数
3日
立ち寄り先
18か所
目的地
1目的地
旅行者
大人2名
興味

pintxos, beaches, Basque coast, viewpoints

旅程

3章
1日目8/24/2026

コンチャ湾とウルグル山、旧市街のピンチョス

Parte Vieja, San Sebastian

朝はオタエギのパンチネタと濃いコーヒーから。白い手すりの続くコンチャ湾を歩き、ウルグル山に登って湾の形を上から確かめます。午後は旧市街の路地をぶらつき、夜はバルを一軒ずつ移りながら一品と一杯。

一日の流れ

朝はパステレリア・オタエギの角から始めます。パンチネタ(アーモンドクリームとカスタードを挟んだパイ)と短いコーヒーで、地図を開く前にひと息。そこから徒歩12分ほどでコンチャ湾に出ます。白い手すりが続く遊歩道は、この街の写真でいちばんよく見る風景です。昼前にウルグル山へ。旧市街と湾を隔てる森の丘で、頂上のキリスト像とモタ城跡から湾の形がまるごと見渡せます。下りたらラ・クチャラ・デ・サン・テルモで昼食。カウンターに料理を並べず厨房に注文する店で、赤ワインで煮込んだ豚頬肉が目当てです。午後はコンスティトゥシオン広場のまわりを、決めずに歩く時間。日が傾いたらピンチョスのはしごに移ります。一軒で一品と小さなグラス一杯、それから次へ。ガンダリアス、ネストル、チェペチャの三軒を軸に組み立てると回りやすいです。明日は湾の西側に戻るので、今夜は早起きを気にせず飲めます。

服装と予約のこと

今日いちばん大事な装備は歩きやすい靴です。ウルグル山の道は土と石が混ざった坂で、場所によって足元が不安定になります。丘の上は湾からの風が強いので、薄手の羽織るものを一枚。ラ・クチャラ・デ・サン・テルモは13時半でもう混みはじめるので、時間ちょうどに着くか、入口で少し待つつもりで行ってください。ピンチョスは一品ごとの会計になる店が多く、チェペチャのような小さなバルでは現金があると安心です。夜の席は予約しなくて大丈夫。立ったまま食べて次へ移るのがこの街の食べ方です。

移動

今日は全部歩けます。どのスポット間も長くて15分ほど。ウルグル山だけはしっかりした登りになるので、ゆっくり歩く人がいるなら余裕をみてください。途中にベンチがあります。旧市街の道は狭くほぼ歩行者専用なので、中に入ったら地図をしまって、にぎやかな方へ足を向ければ次の店に着きます。

バルでの作法

ピンチョスの串は皿に残しておきます。最後にバルの人がその本数で勘定するからです。旧市街の昼の営業は15時半ごろに終わる店が多く、そのため午後は食べずに歩く組み立てにしてあります。20時に店がすいていても心配はいりません。地元の人はもう少し遅く出てきて、21時に近づくと一気に混みます。

  1. 01

    Pasteleria Otaegui

    09:00 · 45m
    開店直後は近所の人がパンを買いに来る時間で、席はまだ空いています。目当てはパンチネタ、アーモンドクリームとカスタードを挟んだパイです。コーヒーはコルタドが合います。菓子は切り分けて売ってくれるので、少しだけ頼んでも大丈夫。滞在は30分あれば十分で、残りはショーケースを眺める時間に使えます。
    この場所について

    サン・セバスティアンの菓子店兼カフェです。ガラスケースにバスクの伝統的な焼き菓子やケーキが並び、店内で食べていくこともできます。

    歴史
    バスクの町の菓子店の例にもれず、家族で代々続けてきた店です。創業は19世紀にさかのぼるとされ、毎朝焼いたものをその日のうちに売る、近所の客を相手にしたやり方を今も守っています。
    有名な理由
    パンチネタやタルタ・デ・ケソといった定番を、観光客向けではなく地元の水準で作り続けていることです。サン・セバスティアンは菓子の水準が高い町で、その評判をこうした店が日々支えています。
    知っていましたか
    この町の菓子店では切り分けた量り売りが普通で、ホールを買わなくても一切れだけ頼めます。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 12 min· 900 m↗ Directions
  3. 02

    La Concha Beach

    10:00 · 90m
    遊歩道はおよそ1500m、ゆっくり歩いて片道30分ほどです。日陰がほとんどないので午前中が快適。砂浜に下りるなら潮が引いている時間のほうが広く歩けます。手すりと街灯の前は写真を撮る人で混むので、西側のミラマール宮殿寄りまで進むと落ち着いて撮れます。
    この場所について

    サン・セバスティアンの中心にある貝の形をした湾と砂浜です。長い遊歩道と白い手すりが端から端まで続きます。

    歴史
    19世紀、イサベル二世や摂政マリア・クリスティーナが夏を過ごすようになり、湾はベル・エポックの避暑地に変わりました。白い錬鉄の手すりや装飾的な街灯はその時代のもので、遊歩道パセオ・デ・ラ・コンチャも当時のまま砂浜に沿って伸びています。
    有名な理由
    外洋から守られていて波が穏やかなこと、そして砂浜のきれいな弧です。ヨーロッパの都市海岸のなかでも、写真に撮られる回数が飛び抜けて多い場所です。
    知っていましたか
    手すりのデザインは街の記号のようになっていて、土産物のアクセサリーから市のロゴまで、いろいろな場所に形を変えて出てきます。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 16 min· 1.2 km↗ Directions
  5. 03

    Monte Urgull

    12:00 · 75m
    登り口は旧市街の裏手、教会の脇にあります。標高は120mほどで、ゆっくり登って25分ほど。頂上のモタ城には市の歴史を紹介する展示があります。舗装のない坂道が続くのでサンダルは向きません。下りは水族館側に抜けると港に出るので、そのまま昼食に向かえます。
    この場所について

    旧市街の背後にそびえる標高120mほどの緑の丘です。頂上にモタ城とキリスト像があり、湾全体を見下ろせます。

    歴史
    中世から港と町を守る要塞として使われ、モタ城はその中心でした。19世紀まで軍の施設で、その後市民に開かれた公園に変わっています。頂上のキリスト像は20世紀半ばに建てられたものです。
    有名な理由
    町と湾の位置関係がひと目でわかる展望と、城跡がそのまま散歩道になっている気楽さです。
    知っていましたか
    丘の中腹には19世紀の内戦で戦ったイギリス兵の墓地があり、木立の中にひっそり残っています。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 5 min· 400 m↗ Directions
  7. 04

    La Cuchara de San Telmo

    13:30 · 90m
    カウンターに料理は並んでいません。壁の黒板から選んで厨房に頼む店です。赤ワインで煮込んだ豚頬肉は外せない一皿。席はごく少なく立ち食いが基本なので、13時半に着けるように動いてください。料理は一皿ずつ出てくるので、二人なら四品から始めて、足りなければ足すのが楽です。
    この場所について

    旧市街の細い路地にある立ち飲みのピンチョス・バーです。カウンターに並べず、注文を受けてから厨房で作る温かい一皿を出します。

    歴史
    2000年代の初めにサン・テルモ美術館の裏手で始まりました。きちんとした厨房で修業した作り手が、黒板に書いた少数の料理を注文ごとに作るやり方を持ち込み、冷たい盛り合わせが中心だったピンチョスの見方を変えました。
    有名な理由
    赤ワインで煮込んだ豚頬肉をはじめ、小さな皿でもレストランの料理として成立させたことです。旧市街のはしごコースにほぼ必ず入ります。
    知っていましたか
    カウンターにほとんど何も置かれていないので、初めて来た人は店の前を素通りしてしまうことがあります。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 2 min· 100 m↗ Directions
  9. 05

    Parte Vieja

    15:30 · 90m
    昼の営業が終わる時間帯なので、食べるより歩くのに向いています。コンスティトゥシオン広場のバルコニーには番号が残っていて、闘牛の桟敷だった名残です。八月三十一日通りは大火を免れた通りで、旧市街でいちばん古い建物が並びます。雨なら隣のサン・テルモ美術館が逃げ場になります。
    この場所について

    ウルグル山の麓に広がるサン・セバスティアンの旧市街です。細い道が碁盤目に走り、教会とピンチョス・バーが密集しています。

    歴史
    1813年の大火で町の大半が焼け、そのあと建て直されたため、中世ではなく19世紀初めの姿をしています。中心のコンスティトゥシオン広場は1817年に完成し、かつては闘牛場として使われ、周りの建物が桟敷の役目を果たしていました。
    有名な理由
    バスク地方でもピンチョス・バーの密度が最も高い一角で、歩ける範囲に何十軒も並んでいます。
    知っていましたか
    広場のバルコニーには今も番号が塗り残されていて、闘牛の日に一枠ずつ貸し出されていた名残です。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 5 min· 200 m↗ Directions
  11. 06

    Pintxos crawl

    20:00 · 120m
    一軒で一品と小さなグラス一杯、長居はしません。ガンダリアスは牛肉の串焼き、ネストルはトマトサラダとトルティージャ、チェペチャはアンチョビの盛り合わせが定番です。二時間で四軒から五軒が目安。串は皿に残しておくと、最後にその数で勘定してもらえます。
    この場所について

    旧市街のバルを一軒ずつ移りながら食べる、この町の夜のやり方です。座らず、一軒で一品と小さなグラス一杯だけ頼んで次へ進みます。

    歴史
    バスクのバルには20世紀前半から、串に刺した小さなつまみをカウンターに並べる習慣がありました。それが少しずつ料理として育ち、今は冷たい串と、注文してから作る温かい皿の両方が並びます。はしごするのは、店ごとに得意な一品が違うからです。
    有名な理由
    ガンダリアスの牛串、ネストルのトルティージャ、チェペチャのアンチョビのように、一軒一品で名前の通った店が徒歩数分の中に集まっていることです。
    知っていましたか
    ネストルのトルティージャは一日に焼く枚数が決まっていて、出る時間の少し前から人が集まりはじめます。
    ↗ マップで開く
2日目8/25/2026

イゲルド山と風の櫛、夕方はグロスへ

Monte Igueldo, San Sebastian

湾の西の岬から一日が始まります。木造のケーブルカーでイゲルド山に上がり、チジーダの鉄の櫛が波しぶきを浴びる岩場へ。午後は町を東へ渡ってグロス地区、サーフボードと夕暮れのピンチョスの時間です。

一日の流れ

今日は湾の西端から。オンダレタ海岸は地元の家族連れが多く、朝は散歩やひと泳ぎに向いています。そのままイゲルド山のケーブルカーへ。木造の車両でゆっくり上がると、頂上に昔ながらの遊園地と展望台があり、コンチャ湾を正面から見下ろせます。下りたら海沿いに歩いてペイネ・デル・ビエントへ。エドゥアルド・チジーダの鉄の彫刻が岩に打ち込まれていて、波の高い日はテラスの穴から潮が噴き上がります。昼は隣のブランカで焼き魚とチャコリ。午後は町を東に渡ってグロス地区に移ります。スリオラ海岸はサーファーの海で、コンチャとは水も空気もまるで違います。夜はバル・ベルガラで、皿の上で完成した形のピンチョスを。

持ち物と時間の選び方

海沿いを歩く一日なので、日差し対策と羽織るものの両方を持ってください。岬の風は真夏でも冷たく感じます。ペイネ・デル・ビエントは満潮前後や波の高い時間のほうが面白いので、朝のうちに潮の時間を見ておくと予定を寄せられます。イゲルド山のケーブルカーは往復券のほうが割安です。混む時期は昼前に列ができるので、10時台に上がると楽。ブランカは窓際の席が限られるので、前日までに押さえておくと安心です。スリオラでボードを借りるなら、ウェットスーツ込みの料金かどうかを先に確認してください。

移動

オンダレタからケーブルカー乗り場までは歩いて5分ほど、ペイネ・デル・ビエントもすぐ隣です。そこからグロス地区までは町を横断する形になり、歩けば40分前後、市バスなら15分ほど。バスは現金でも乗れますが、小銭があるとスムーズです。夜のグロスは中心部まで歩いて戻れる距離なので、遅くなっても心配はいりません。

同じ町の二つの海

コンチャとスリオラは同じ町の海でも性格が違います。湾の内側は波がほとんどなく家族連れの海、外洋に面したスリオラは波が立つのでサーフスクールが並びます。グロスは旧市街ほど観光客が多くないぶん、バルの回転がゆっくりで、カウンターで話しかけられることもあります。ベルガラのように、串に刺したつまみではなく皿の上の一品としてピンチョスを出すやり方は、こうした住宅地のバルから広がりました。

  1. 01

    Ondarreta Beach

    09:30 · 60m
    コンチャより静かで、地元の家族連れが多い浜です。朝は波がほとんどなく、泳ぐなら気持ちのいい時間帯。更衣室とシャワーは有料の区画があります。東側の斜面はミラマール宮殿の庭園で、誰でも入れる公園から湾がよく見えます。西の端まで歩けば、そのままペイネ・デル・ビエントです。
    この場所について

    コンチャ湾の西寄りにある砂浜です。イゲルド山の下にあり、市内の二つの海岸のうち静かなほうにあたります。

    歴史
    王室が夏を過ごしたミラマール宮殿の下に広がる浜で、19世紀末に宮殿が建てられて以降、避暑客の使う海岸として整えられました。今は地元の人の日常の海です。
    有名な理由
    波が穏やかで、コンチャより人が少ないことです。浜の西の端にペイネ・デル・ビエントがあり、散歩の延長でたどり着けます。
    知っていましたか
    浜の東の斜面にあるミラマール宮殿の庭園は市民公園として開放されていて、芝生に座って湾を眺められます。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 33 min· 2 km↗ Directions
  3. 02

    Monte Igueldo

    10:45 · 90m
    ケーブルカーは開業当時の木造車両で、片道3分ほど。上には昔ながらの遊園地と展望台があり、コンチャ湾を正面から見下ろせます。乗り場は海岸の西の端です。往復券のほうが割安。遊園地の乗り物は別料金なので、景色だけ見て下りる人も多くいます。
    この場所について

    コンチャ湾の西を締める丘です。ケーブルカーで上がると展望台と古い遊園地があります。

    歴史
    1912年にケーブルカーが開通し、丘の上に展望塔とホテルが建てられました。遊園地の乗り物も同じころから少しずつ増えたもので、当時の雰囲気を残したまま今も動いています。
    有名な理由
    コンチャ湾を正面から見下ろす構図は、この町を紹介する写真でいちばんよく使われるものです。
    知っていましたか
    開業当時からの木造車両が今も使われていて、スペインの現役のケーブルカーの中でも古い部類に入ります。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 4 min· 300 m↗ Directions
  5. 03

    Peine del Viento

    12:30 · 45m
    岩場に打ち込まれた三つの鉄の彫刻です。テラスの床の穴から、波が高いと潮と音が噴き上がります。満潮前後や波のある日がいちばん面白い時間帯。足元は濡れて滑りやすいので、岩には近づきすぎないでください。滞在は30分ほどで十分ですが、いい波を待つならもう少し。
    この場所について

    エドゥアルド・チジーダが岩場に据えた三つの鉄の彫刻と、それを受け止める石のテラスです。コンチャ湾の西の端にあります。

    歴史
    1977年に設置されました。彫刻はチジーダ、足元の広場は建築家ルイス・ペニャ・ガンチェギの設計で、二人が組んで岩と海の形に合わせた場所を作っています。
    有名な理由
    風と波に向かって開いた鉄の形が、この町の現代の顔になっていることです。彫刻そのものより、海と一緒に見る全体の光景で知られています。
    知っていましたか
    テラスの床の穴は飾りではなく、岩の下に入った波が空気を押し上げ、音と潮を噴き出させる仕掛けです。
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  6. 🚶walk· 36 min· 2.6 km↗ Directions
  7. 04

    Branka

    13:30 · 90m
    ペイネ・デル・ビエントのすぐ隣、ガラス張りの席から海が見えます。焼き魚とチャコリの組み合わせが基本。窓際は数が限られるので予約をおすすめします。軽く済ませたい日はカフェ席を使う手もあります。海が荒れている日は、窓のすぐ下でしぶきが上がります。
    この場所について

    ペイネ・デル・ビエントの隣に建つレストランです。ガラス張りの席から海と彫刻が同時に見えます。

    歴史
    岬の先という場所柄、海を見ながら食事をする店として長く使われてきました。まわりの遊歩道やテラスが整えられていくなかで、今の建物の形になっています。
    有名な理由
    彫刻と外洋をこれだけ近くで見ながら食事ができる店は、この町にほとんどありません。焼いた魚とチャコリが定番の組み合わせです。
    知っていましたか
    バスク語のbrankaは船の舳先を指す言葉で、海に突き出した建物の形がそのまま名前になっています。
    ↗ マップで開く
  8. 🚗drive· 19 min· 11.6 km↗ Directions
  9. 05

    Gros surf beach

    16:00 · 90m
    外洋に面していて、コンチャとは波の大きさがまるで違います。サーフスクールとレンタルが浜沿いに並び、初心者のレッスンは二時間ほど。泳ぐなら旗の立った区画から出ないこと。離岸流が出る日があります。浜の西端はクルサール会館で、夕方は堤防に座って日没を待つ人が増えます。
    この場所について

    ウルメア川の東側、グロス地区の前に広がる外洋の海岸です。市内でサーフィンができる唯一の浜になります。

    歴史
    もともと波が強くて使いにくい浜でしたが、20世紀末に護岸と砂浜を整える工事が入り、今の形になりました。同じころ河口にクルサール会館が建ち、地区の中心が海側に寄りました。
    有名な理由
    一年を通して波があり、市街地から歩いて行けるサーフビーチだからです。朝と夕方は地元の人が海に入っています。
    知っていましたか
    浜の西端に建つ二つの半透明の箱はラファエル・モネオの設計で、海に打ち上げられた岩をかたどったと説明されています。
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  10. 🚶walk· 3 min· 200 m↗ Directions
  11. 06

    Bar Bergara

    20:00 · 90m
    グロス地区のバルで、皿の上で完成した形のピンチョスを早くから出してきた店です。チャルパ(きのことエビのグラタン)とイチャソ(魚介のタルトレット)が看板。カウンターの冷たいものと、頼んでから作る温かいものの両方があります。旧市街より落ち着いていますが、21時を過ぎると混みます。
    この場所について

    グロス地区のバルです。串のつまみだけでなく、皿に盛った現代的なピンチョスを早くから手がけてきました。

    歴史
    一家で続けてきた店で、昔ながらの串に加えて、料理として組み立てた小皿を出すようになりました。旧市街ではなく住宅地のバルから新しい形が広がった例のひとつです。
    有名な理由
    きのことエビのグラタンであるチャルパのように、名前で注文される定番を持っていることです。ピンチョスの品評会で評価されてきた店でもあります。
    知っていましたか
    チャルパはバスク語で小舟を指す言葉で、タルト生地の形を舟に見立てたところから名前がついています。
    ↗ マップで開く
3日目8/26/2026

ゲタリアへ、炭火の魚とチャコリ

Getaria, Spain

海沿いの道を西へ、漁港の町ゲタリアまで日帰りします。路上の炭火で丸ごと焼くターボット、高い位置から注ぐチャコリ。バレンシアガが生まれた坂道と、ネズミと呼ばれる島が港を守っています。

一日の流れ

海沿いを西へ25kmほど、漁港の町ゲタリアへ日帰りします。途中のサラウツは長い砂浜のサーフ町で、車窓からでも町の性格が見えます。ゲタリアに着いたらまずサン・サルバドル教会へ。床が傾いていて、建物の下を道が抜ける珍しいつくりです。坂を少し上がるとバレンシアガ美術館。この村で生まれた仕立て屋が、どうやってあの立体的な服にたどり着いたのかを順に追えます。昼はエルカノで炭火の魚。丸ごと焼いたターボットを身と部位に分けてもらう時間も含めて、ゆっくり二時間みておきます。午後はチョミン・エチャニスでチャコリを一杯、ぶどう畑の向こうに海が見えます。最後は港に下りて、サン・アントン島を眺めながら戻る漁船を待ちます。

予約と持ち物

今日いちばん大事なのはエルカノの予約です。数か月前から埋まるので、旅の日程が決まった時点で押さえてください。バレンシアガ美術館は曜日によって休みがあるので、出かける前に開館日を確認しておくと安心です。港も教会の前も石畳と坂なので、靴は昨日までと同じもので。海風が強い日が多く、上着は薄手でも一枚あると違います。ワイナリーで試飲するなら運転は避けて、公共交通で往復する組み立てにしてください。

移動

サン・セバスティアンからゲタリアまでは、Lurraldebusの路線バスでおよそ45分、サラウツを経由します。車なら海沿いのN634号線が景色のいい道で、40分ほど。村の中は歩いて回れる大きさで、教会から美術館まで5分、港までも5分ほどです。帰りの最終バスの時間だけは、出発前に確かめておいてください。

村の暮らしと食

ゲタリアは今も漁とぶどう畑が生活の中心にある村です。通りに出ている炭火の網は見せ物ではなく、その日に揚がった魚を焼くためのもので、昼どきになると煙と匂いが港まで届きます。魚は重さで値段が決まる店が多いので、注文のときに一匹あたりの目安を聞いておくと会計で驚きません。チャコリは酸のはっきりした若い白で、冷やして早いうちに飲むもの。高い位置から注ぐのは、細かい泡を立てて香りを開かせるためです。この村は世界一周を初めて成し遂げたフアン・セバスティアン・エルカノの生まれた場所でもあり、港の広場にその記念碑が立っています。

  1. 01

    Getaria and Zarautz

    09:30 · 90m
    サラウツは2kmを超える砂浜が続くサーフ町で、バスなら車窓から、車なら海沿いの高台から眺められます。ゲタリアまでは海沿いに10分ほど。着いたらまず港の方へ下りて、通りに出ている炭火の網を見てから村を歩き始めると、その日の魚の見当がつきます。
    この場所について

    サン・セバスティアンの西25kmほどに並ぶ二つの海沿いの町です。サラウツは長い砂浜、ゲタリアは漁港とチャコリの産地にあたります。

    歴史
    どちらも中世から漁と航海で生きてきた町です。ゲタリアは捕鯨と造船の港として栄え、サラウツは19世紀に避暑地として知られるようになりました。
    有名な理由
    サラウツはギプスコアで最も長い砂浜とサーフィン、ゲタリアは炭火焼きの魚とチャコリで知られています。
    知っていましたか
    二つの町の間の斜面はチャコリのぶどう畑で、海からの風と水面の照り返しがこの土地のぶどうの性格を決めています。
    ↗ マップで開く
  2. 🚗drive· 12 min· 7.1 km↗ Directions
  3. 02

    San Salvador Church, Getaria

    11:15 · 45m
    床が祭壇に向かって傾いているのがすぐわかります。建物の下を道が通り抜けていて、村の上と下をつなぐ通路になっています。ミサの時間は見学できないので、午前の早い時間か昼過ぎに。所要は20分もあれば十分で、外に出たら塔を見上げながら港側へ下ってください。
    この場所について

    ゲタリアの旧市街に建つゴシック様式の教会です。床が傾いていることと、建物の下を道が抜けていることで知られます。

    歴史
    14世紀から15世紀にかけて建てられ、その後も手が加えられてきました。急な斜面に建てたため床に傾きが生まれ、村の上と下を行き来できるように建物の下を通す道が残されています。
    有名な理由
    傾いた床と、建物の下をくぐる通路という珍しいつくりです。村を代表する建物で、港からも塔がよく見えます。
    知っていましたか
    世界一周を初めて成し遂げたフアン・セバスティアン・エルカノは、この教会で洗礼を受けたと伝えられています。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 9 min· 600 m↗ Directions
  5. 03

    Cristobal Balenciaga Museum

    12:15 · 75m
    展示はおおむね年代順で、立体的な裁断がどう生まれたかを服そのものから読み取れます。所要は一時間ほど。曜日によって休みがあるので、出かける前に開館日を確認してください。撮影の可否は展示ごとに違うので入口で聞くのが早いです。丘の上なので港からは少し登ります。
    この場所について

    ゲタリア生まれの服飾家クリストバル・バレンシアガの作品を集めた美術館です。古い館に現代的な建物を組み合わせたつくりになっています。

    歴史
    バレンシアガは1895年にこの村で生まれ、仕立て屋だった母のもとで裁縫を覚えました。美術館は生まれた村に作られ、2011年に開館しています。展示品の多くは顧客や関係者から寄贈されたものです。
    有名な理由
    布の扱いと立体的な裁断で20世紀の服の形を変えた人物の作品を、まとまった数で見られる場所だからです。
    知っていましたか
    バレンシアガは裁断も縫製も自分の手でできた数少ない作り手で、同時代のデザイナーから仕立ての師と見られていました。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 8 min· 600 m↗ Directions
  7. 04

    Elkano

    14:00 · 120m
    炭火焼きの魚で知られるミシュランの星付きです。名物は丸ごと焼いたターボットで、身と部位に分けて出してもらえます。予約は数か月前から必要。値段は魚の重さで決まるので、注文のときに一匹あたりの目安を聞いておくと安心です。二時間は見ておいてください。急いで食べる料理ではありません。
    この場所について

    ゲタリアの炭火焼きレストランです。魚を丸ごと網で焼く、この海岸のやり方を代表する店になっています。

    歴史
    1960年代に家族の店として始まり、港で仕入れた魚を店の外の炭火で焼く形をずっと続けてきました。二代目のもとで火加減と魚の見立てを突き詰め、ミシュランの星がつきました。
    有名な理由
    丸ごと焼いたターボットが目当てで、遠くから車で来る客が絶えません。同じ一匹の中でも部位ごとに味が違うことを見せる出し方で知られています。
    知っていましたか
    網は店の外の路上に置かれていて、焼いているところを歩きながら見られます。ゲタリアではこの外焼きが村じゅうの当たり前の風景です。
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  8. 🚶walk· 25 min· 1.8 km↗ Directions
  9. 05

    Txomin Etxaniz txakoli tasting

    16:30 · 90m
    海を見下ろす斜面に畑と醸造所があります。見学と試飲は予約制なので、当日に立ち寄るのではなく先に連絡を入れてください。チャコリは酸のはっきりした若い白で、冷やして早いうちに飲むもの。運転する予定があるなら、バスで往復する日程に組み替えるほうが気楽です。
    この場所について

    ゲタリアの海を見下ろす斜面にあるチャコリの造り手です。ぶどう畑と醸造所、試飲のできる建物が同じ敷地にあります。

    歴史
    同じ一族が代々畑を耕してきた古い蔵で、チャコリが地元で飲まれるだけの酒だった時代から作り続けてきました。1980年代以降、原産地呼称の整備とともに品質が上がり、村の外へも売られるようになりました。
    有名な理由
    ゲタリアのチャコリを代表する名前で、この地方の白ワインとして最も広く出回っているもののひとつです。
    知っていましたか
    海沿いのぶどうは棚のように高く仕立てられます。地面から離すことで湿気を避け、房に風を通すためです。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 24 min· 1.8 km↗ Directions
  11. 06

    Getaria harbor and El Raton

    18:30 · 60m
    港から陸続きの丘へそのまま歩けます。サン・アントンと呼ばれる島で、横から見た形からエル・ラトン、ネズミの名で通っています。先端まで往復30分ほど、上には灯台があります。夕方は漁船が戻る時間で、港の空気が変わります。帰りのバスの時間だけ気をつけてください。
    この場所について

    ゲタリアの漁港と、その先に陸続きで伸びるサン・アントン島です。横から見た形からエル・ラトン、つまりネズミと呼ばれています。

    歴史
    島と本土は細い地峡でつながっていて、その内側に港が作られました。風を避けられるこの地形のおかげで、ゲタリアは中世から捕鯨と外洋航海の基地になりました。
    有名な理由
    海から見たときのネズミの形と、その足元に収まる漁港の眺めです。村を紹介する写真にはたいていこの島が入っています。
    知っていましたか
    島の上には灯台があり、遊歩道を歩いて上がれます。港からの往復はおよそ30分です。
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