Travolp.
共有された旅行· 共有日 9/8/2026

パタゴニア,
トレッキング.

Torres del Paine, Chile

旅行価格 価格は別途お問い合わせ
8/30/2026 → 9/5/2026大人2名
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日数
8日
立ち寄り先
26か所
目的地
1目的地
旅行者
大人2名
興味

hiking, glaciers, wildlife, big skies

旅程

8章
1日目8/30/2026

プエルト・ナタレス到着とトレック説明会

Puerto Natales

天気予報
7°-1°

雪

39%7 km/h
暖かい服装で
プンタ・アレーナスから約3時間、パンパを北上するバスの車窓にグアナコやレア(現地名ニャンドゥ)が現れます。午後はエラティック・ロックの無料説明会でトレイルの生情報を仕入れ、夕暮れのコスタネーラを歩いて明日からの山に備えます。

今日の流れ

プンタ・アレーナスからの移動が中心の一日です。バスは約3時間、ひたすら平らなパンパを北へ走ります。窓の外にグアナコの群れやレアが出るので、寝てしまうと少しもったいない。プエルト・ナタレスに着いたら夕方まで自由時間で、15時からエラティック・ロックの無料説明会があります。トレイルの状態、水場、小屋やキャンプの予約の実情など、印刷物より現場に近い話が聞ける場です。終わったら隣のレンタル店で足りない装備を補充できます。日が傾いたらコスタネーラの遊歩道へ出て、ウルティマ・エスペランサ湾が静まる時間を眺めてからホテル・コスタウストラリスへ。明日はプデトまでバスに乗り、カタマランでパイネ・グランデに渡ります。今夜の仕事はパッキングと睡眠です。

持ち物と段取り

  • バスの中は暖かく、外は冷えます。脱ぎ着しやすい重ね着で。
  • 説明会は予約不要ですが席が埋まります。15分前には行くこと。
  • フリーズドライの食料とガス缶は、公園内より町のほうが安く手に入ります。ここで買っておきましょう。
  • トレック中の街着はホテルに預けられます。無料で預かる宿がほとんどです。
  • 8月末から9月頭は冬の名残の時期です。小屋の営業日とカタマランの運航日は予約時に必ず確認を。

移動のしかた

バスを降りてからは全部徒歩でまわれます。エラティック・ロックから遊歩道まで5分ほど、そこからホテルまで15分ほど。タクシーもバスも要りません。

町のこと

プエルト・ナタレスはトレッカーの時間割で動いています。装備店も食堂も、15時の説明会と公園行きのバスに合わせて開け閉めします。カードは広く使えますが、小さな売店やレンタル店では現金(チリ・ペソ)のほうが早いこともあるので少し持っておくこと。遊歩道の北端に立つミロドンの像は、7日目に寄るクエバ・デル・ミロドンの予告編のようなものです。

  1. 01

    Bus from Punta Arenas

    09:00 · 180m
    プンタ・アレーナスから北へ約3時間。ずっと平らなパンパで、道の脇にグアナコの群れやレアが出ます。空港発の便は到着便に合わせて出るので、預け荷物の受け取りに手間取っても慌てずに。車内は暖かいので上着は脱げるようにしておくこと。荷物は下の貨物室に入れるため、貴重品は手荷物にまとめておきましょう。
    この場所について

    プンタ・アレーナスとプエルト・ナタレスを結ぶ約250キロの路線バスです。マガジャネス地方の幹線ルタ9を北上し、所要はおよそ3時間になります。

    歴史
    道が整備されるまで、この二つの町の行き来は海路と未舗装路が中心でした。ルタ9が通ってからは日帰りできる距離になり、今は複数のバス会社が1日に何便も走らせています。
    有名な理由
    トレス・デル・パイネへ向かう人のほとんどが通る道です。車窓からグアナコやレア、ときにアルマジロが見られます。
    知っていましたか
    グアナコはリャマやアルパカの野生の親戚にあたります。危険を知らせるときに、高い笑い声のような鳴き声を出します。
    ↗ マップで開く
  2. 🚗drive· 178 min· 247.7 km↗ Directions
  3. 02

    Erratic Rock 3 p.m. trek talk

    15:00 · 60m
    無料で予約も不要ですが、席が埋まるので15分前には行くこと。中身はトレイルの状態、水場、小屋とキャンプの予約の実情で、その週の現場情報が中心です。英語で1時間ほど。終わったら隣のレンタル店でテントやマット、ガス缶を補充できます。分からないことは遠慮せず聞いたほうが得です。
    この場所について

    プエルト・ナタレスの宿エラティック・ロックが毎日15時に開いている、トレス・デル・パイネ行きの無料説明会です。

    歴史
    町の小さな宿が、同じ質問を何度も受けるうちに全員まとめて話す形にしたのが始まりです。長く続くうちに、公園へ入る人の非公式な集合場所になりました。
    有名な理由
    公園の状況は週ごとに変わります。歩いてきた人の話がその日のうちに反映されるので、印刷された情報より現実に近いことが多いです。
    知っていましたか
    話のかなりの部分は荷物を軽くすることに使われます。装備を持ちすぎると、Wルートは急に苦行に変わります。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 4 min· 300 m↗ Directions
  5. 03

    Costanera boardwalk, Seno Ultima Esperanza

    18:30 · 60m
    日没前後がいちばん静かで、水面に対岸の山が映ります。湾に面して立つと体感がかなり冷えるので、上着を1枚持って出ること。北端にミロドンの像があり、遊歩道の往復は30分ほどです。犬が寄ってくることが多いですが、たいてい人慣れした町の犬です。
    この場所について

    ウルティマ・エスペランサ湾に面したプエルト・ナタレスの海沿い遊歩道です。町の端まで舗装され、地元の人の散歩道になっています。

    歴史
    湾の名前は1557年、マゼラン海峡への抜け道を探して奥まで入った航海者フアン・ラドリリェロが、ここを最後の望みと呼んだことに由来します。実際には行き止まりでした。
    有名な理由
    対岸のバルマセダ山とセラーノ氷河へ向かう船がここから出ます。夕方の凪の時間、湾が鏡のようになる景色で知られます。
    知っていましたか
    遊歩道に立つミロドンの像は、町の北の洞窟で見つかった地上性ナマケモノがモデルです。立ち上がると3メートル近くあったと考えられています。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 14 min· 1 km↗ Directions
  7. 04

    Hotel Costaustralis

    20:00 · 60m
    トレイルに入る前の最後のまともなベッドです。街着をまとめてフロントに預ければ、下山後に受け取れます。無料のところがほとんどですが念のため確認を。湾に面した部屋は眺めがよく、風の音もよく聞こえます。朝食は早い時間から出るので、公園行きの朝バスに間に合います。
    この場所について

    ウルティマ・エスペランサ湾に正面から向いたプエルト・ナタレスの老舗ホテルで、とがった屋根が海沿いの目印になっています。

    歴史
    町が羊毛の積出港からトレッキングの拠点へ変わっていく時期に建てられ、以来ここを起点に公園へ入る人を受け入れてきました。
    有名な理由
    湾に面した数少ない宿のひとつで、レストランからも同じ景色が見えます。公園へ入る前後の泊まり場として定着しています。
    知っていましたか
    プエルト・ナタレスの宿には、トレック中の荷物を無料で預かる習慣が広く根づいています。町ぐるみの暗黙のサービスです。
    ↗ マップで開く
2日目8/31/2026

カタマランでグレイ氷河へ

Glaciar Grey

天気予報
4°1°

雪

60%9 km/h
傘を持って暖かい服装で
早朝のバスで公園に入り、プデトからカタマランでペオエ湖を渡って西端の拠点へ。午後は吹きさらしの尾根を歩き、氷河が自らの湖に崩れ落ちるグレイ湖の縁に立ちます。

今日の流れ

朝いちばんのバスで公園へ入ります。ラグーナ・アマルガのゲートを過ぎたあたりで、平原の向こうにパイネの山群が正面から立ち上がります。プデトの船着き場からカタマランでペオエ湖を渡ると、対岸がWルートの西端、レフヒオ・パイネ・グランデです。ここで水を補給して荷物を整えたら、氷河へ向かう尾根道に出ます。午後はほぼ遮るものがなく、風が歩きにくいほど強い日もあります。ミラドール・ラゴ・グレイからは、氷河から割れた青い氷が黒い砂の岸に乗り上げているのが見えます。今夜の宿はレフヒオ・グレイ、氷河の東面を見下ろす小さな山小屋です。

装備と予約

  • 風対策がすべてです。フードのしっかりしたシェルと、あごひも付きの帽子を。
  • カタマランは便数が限られます。乗船券は事前に、運航日も併せて確認を。
  • 入園券はオンラインでの事前購入です。ゲートで見せられるようにスマホに保存しておくこと。
  • グレイの小屋はWルートで一番小さく、寝床もテント台も早く埋まります。
  • 昼食は船に乗る前に用意しておくと安心です。売店の品ぞろえは限られます。

移動のしかた

プエルト・ナタレスからプデトまでバスで2時間ほど。カタマランの横断は30分ほどで、これで湖沿いの長い平坦路をまるごと省けます。パイネ・グランデからレフヒオ・グレイまでは11キロほど、標準で3時間半から4時間半。急ぐ道ではありません。

公園でのふるまい

公園内は完全に火気厳禁です。焚き火はもちろん、指定場所以外での炊事も認められていません。2011年末の大火は不注意な火の始末が原因で、グレイへ向かう道沿いには白く立ち枯れた木が今も残っています。ゴミはすべて持ち帰り、トイレは小屋とキャンプ地のものを使います。

  1. 01

    Bus to Pudeto, Torres del Paine

    07:00 · 150m
    7時発の朝便で、プデトの船着き場まで2時間ほど。ラグーナ・アマルガのゲートで入園手続きのため一度降ります。入園券はオンラインで買ってスマホに保存しておくこと。ゲートを過ぎたあたりで、平原の向こうにパイネの山群が見えてきます。カタマランの時刻に合わせた便なので、乗り遅れは避けたいところです。
    この場所について

    プエルト・ナタレスとトレス・デル・パイネ国立公園を結ぶ路線バスで、ラグーナ・アマルガのゲートを経てプデトの船着き場まで行きます。

    歴史
    公園は1959年に保護区として設けられ、1970年に現在の名前になりました。訪れる人が増えるにつれ、朝と夕方に町と公園を往復する定期便が定着しました。
    有名な理由
    Wルートを歩く人の入口です。ゲートからプデトまでの数十分で、山群が正面にどんどん大きくなっていきます。
    知っていましたか
    パイネはテウェルチェ語で青を指す言葉だとされています。スペイン語の名前ではありません。
    ↗ マップで開く
  2. 🚗drive· 114 min· 131.7 km↗ Directions
  3. 02

    Pudeto to Paine Grande catamaran

    11:00 · 45m
    ペオエ湖を30分ほどで渡ります。繁忙期は満席になるので乗船券は事前に。冬の前後は便数が減り、運休する日もあるため前日に運航を確認してください。デッキは水しぶきと風で相当冷えますが、湖の色と正面のクエルノスは船の上からがいちばんよく見えます。
    この場所について

    プデトとパイネ・グランデを結ぶペオエ湖の連絡船です。片道30分ほどで、Wルート西側への実質的な入口になっています。

    歴史
    パイネ・グランデ側には車道がなく、以前は湖沿いに長い平坦路を歩くしかありませんでした。連絡船が就航してから、西端から歩き始める今の形が一般的になりました。
    有名な理由
    氷河の粉を含んだペオエ湖の色と、船上から見上げるクエルノス・デル・パイネの眺めで知られます。
    知っていましたか
    ペオエ湖の青みは水質ではなく、氷河が岩を削ってできた細かい粒子が光を散らしているためです。
    ↗ マップで開く
  4. 03

    Refugio Paine Grande

    11:50 · 40m
    Wルート最大の拠点で、売店と食堂、温水シャワーがあります。ここで水を満タンにして、氷河へ向かう前に着るものを調整すること。湖側の入口は風が抜けるので、荷物の整理は建物の中で。ベッドも食事も事前予約制なので、当日の空きはあてにしないほうがいいです。
    この場所について

    ペオエ湖の岸、セロ・パイネ・グランデの真下に建つ山小屋兼キャンプ場で、Wルート西端の拠点です。

    歴史
    連絡船の発着地として整備され、宿泊棟とキャンプ地が少しずつ広げられてきました。運営はベルティセ・パタゴニアです。
    有名な理由
    グレイ氷河方面とフランス谷方面、両方への分岐点です。Wルートの日程は、この小屋を軸に組まれることがほとんどです。
    知っていましたか
    2011年末に公園で起きた大火は不注意な火の始末が原因で、この周辺から広い範囲を焼きました。グレイへ向かう道沿いには、白く立ち枯れた木が今も残っています。
    ↗ マップで開く
  5. 04

    Mirador Lago Grey

    14:00 · 60m
    尾根の上の展望地で、遮るものがなく風がまともに当たります。カメラやスマホは必ずストラップで固定を。氷河から割れた青い氷が黒い砂の岸に乗り上げていて、日が差すと青がはっきりします。滞在は30分から1時間ほど。帽子は飛ばされるので、あごひものあるものが安心です。
    この場所について

    グレイ湖を見下ろす展望地です。湖に浮かぶ氷山と、その奥のグレイ氷河が正面に見えます。

    歴史
    グレイ氷河は南パタゴニア氷原から流れ出す氷河のひとつです。氷が割れて湖に落ち、風下の岸へ流されて積み上がる、その終点がこの一帯にあたります。
    有名な理由
    氷山の青と黒い砂浜の対比が、公園西側を代表する景色になっています。
    知っていましたか
    氷が青く見えるのは、長い年月をかけて圧縮され、気泡がほとんど抜けているからです。空気を多く含む新しい雪ほど白く見えます。
    ↗ マップで開く
  6. 05

    Refugio Grey

    16:00 · 60m
    Wルートで最も小さい拠点で、ベッドもテント台も早く埋まります。予約は数か月前を目安に。氷河の東面を見下ろす位置にあり、夜中に氷が崩れる音が届くことがあります。ここからボートやカヤックのツアーが出ますが、風が強い日は欠航します。食事は予約制で、炊事は指定場所のみです。
    この場所について

    グレイ氷河の東側、湖を見下ろす斜面に建つ小さな山小屋とキャンプ場です。

    歴史
    氷河を見に行くための足がかりとして整備されました。Oサーキットの一部にもあたるため、Wを歩く人と周回する人が交わる場所になっています。
    有名な理由
    氷河にいちばん近い宿泊地です。氷の上を歩くツアーや、氷山の間を漕ぐカヤックがここから出ます。
    知っていましたか
    グレイ氷河は近年後退が続いていて、氷の末端の位置は年ごとに変わります。数年前の写真と今の景色は同じではありません。
    ↗ マップで開く
3日目9/1/2026

グレイ氷河を歩く一日

Glaciar Grey

天気予報
2°-2°

雪

91%6 km/h
傘を持って暖かい服装で
小屋の北の急坂を登り、吊り橋の上からグレイ氷河を奥まで見通します。昼に戻って早めの食事をとったら、風の強くなる尾根を11キロ引き返してペオエ湖のほとりへ。

今日の流れ

朝いちばんに小屋の北へ登ります。急な坂を1時間ほどで氷河を見下ろす高さに出て、その先は吊り橋が続きます。橋の上からはグレイ氷河が奥までまっすぐ伸びて見えます。ここはWとOの分かれ目でもあり、Oサーキットはこの先パソ・ジョン・ガードナーへ登っていきます。昼前に小屋へ戻って早めの食事、風と時間が許せばボートやカヤックで氷山のそばまで出られます。午後は来た道を11キロ戻ってパイネ・グランデへ。開けた尾根は午後になるほど風が強くなります。

歩き方のこつ

  • 吊り橋は一度に渡れる人数が決まっています。順番待ちを見込んで時間に余裕を。
  • ストックは午後の復路でこそ効きます。しまい込まないこと。
  • 氷河のボートやカヤックは風で欠航します。前日か当日の朝に小屋で確認を。
  • 展望台までは荷物を小屋に置いて往復できます。水と上着だけで十分です。
  • 出発を遅らせないこと。今日は長さより、後半の向かい風で消耗します。

移動のしかた

今日は全部自分の足です。ミラドールまでの往復が3時間ほど、グレイからパイネ・グランデまでの復路が11キロで3時間半から4時間半。合計すると長い一日になります。

山の作法

ここの天気は1日のうちに何度も変わります。晴れていても上着は必ず持って出ること。トレイルは決められた道だけを歩きます。踏み外しが積み重なると、この痩せた植生は簡単に裸地になります。すれ違うときは登りが優先、狭い吊り橋では渡り終えるまで待つのが普通です。

  1. 01

    Mirador Grey & suspension bridges

    07:30 · 180m
    小屋から北へ急な登りが1時間ほど。そこから先に吊り橋が続きます。橋は一度に渡れる人数が決まっているので、順番待ちの時間を見ておくこと。風が強い日は橋の上でかなり揺れます。往復で3時間前後。荷物は小屋に置いて、水と上着だけで十分です。
    この場所について

    レフヒオ・グレイの北にある展望地と、その先に架かる吊り橋群です。グレイ氷河を上流の方向へ見通せます。

    歴史
    この道はOサーキット(周回ルート)の一部で、先へ進むとパソ・ジョン・ガードナーを越えて公園の北側へ抜けます。吊り橋は深い谷を渡るために架けられたものです。
    有名な理由
    氷河を横からではなく、長さの方向に見通せる数少ない場所です。Wルートを歩く人の折り返し点にもなっています。
    知っていましたか
    この先のパソ・ジョン・ガードナーはOサーキットで最も高い峠で、越えると南パタゴニア氷原そのものが視界に広がります。
    ↗ マップで開く
  2. 02

    Refugio Grey

    11:00 · 45m
    展望台から戻って早めの昼食に。食事は予約制ですが、売店でスープや軽食を頼めることもあります。時間と風に余裕があれば、氷河の壁の近くまで行くボートやカヤックへ。午後の道は11キロあるので、13時までには出発したいところです。預けた荷物の受け取りを忘れずに。
    この場所について

    グレイ湖畔の拠点で、氷河ツアーの発着地とWルート西端の折り返し点を兼ねています。

    歴史
    もとは氷河を見に来る人のための小さな拠点でした。Oサーキットの通過点でもあるため、周回する人と往復する人の両方が立ち寄ります。
    有名な理由
    氷河の壁を間近から見るボートとカヤックがここから出ます。天候に左右されるので、出るかどうかは当日決まります。
    知っていましたか
    グレイ湖に浮かぶ氷山は、風向きひとつで一晩のうちに場所が変わります。前日と同じ景色にはなりません。
    ↗ マップで開く
  3. 03

    Refugio Paine Grande

    16:00 · 60m
    グレイから11キロ、休憩を入れて4時間ほど。開けた尾根では午後の風が正面から当たるので、ストックは出したままにしておくこと。到着したら乾いた服に着替えること。汗が冷えるのがいちばんこたえます。明日のフランス谷に備えて、夕食も就寝も早めに。
    この場所について

    ペオエ湖畔にあるWルート最大の山小屋で、公園西側の交通と宿泊が集まる場所です。

    歴史
    連絡船の桟橋とともに整備され、西側の中心になりました。売店や食堂も少しずつ拡張されています。
    有名な理由
    グレイ氷河とフランス谷、二方向への分岐点です。日程の組み立てはここを基準に行われます。
    知っていましたか
    小屋の裏にそびえるセロ・パイネ・グランデは山群の最高峰で、標高はおよそ2900メートルあります。
    ↗ マップで開く
4日目9/2/2026

フランス谷とブリタニコ展望台

Valle del Frances

天気予報
2°-9°

雪

55%5 km/h
傘を持って暖かい服装で
山群の緑の芯、フランス谷を往復します。対岸の懸垂氷河から雪崩が落ち、谷の奥は黒い頭の岩峰にぐるりと囲まれます。下りてからは湖沿いに東へ、クエルノスの真下の小屋まで。

今日の流れ

Wの真ん中、フランス谷を往復して東へ抜ける長い一日です。谷の入口にあるカンパメント・イタリアーノに大きな荷物を置き、水と雨具だけで登ります。1時間半ほどでミラドール・フランセス。正面の岩壁にかかる懸垂氷河から雪崩が落ち、音は数秒遅れて谷に響きます。さらに登ったミラドール・ブリタニコでは、谷の奥がぐるりと開けて、クエルノスの角とセロ・パイネ・グランデに囲まれます。Wルートのいちばん奥はここです。下りてからはノルデンショルド湖の岸を東へ進み、夕方にレフヒオ・ロス・クエルノスへ。

持ち物と段取り

  • 谷は風の通り道です。上は寒いので、薄手のダウンかフリースを1枚。
  • イタリアーノでの荷物のデポは自己責任です。貴重品と行動食は持って登ること。
  • ブリタニコまで行くかは天候で決めます。ガスに巻かれると何も見えません。
  • 谷の中に売店はありません。行動食は多めに。
  • ロス・クエルノスの温かいシャワーと夕食は事前予約制です。当日の追加は難しいと考えてください。

移動のしかた

パイネ・グランデからイタリアーノまで7.6キロ、2時間半ほど。そこからブリタニコまでの往復が4時間から5時間。最後にイタリアーノからロス・クエルノスまで5.5キロ、2時間半ほどです。歩きどおしになるので、谷の折り返し時刻を先に決めておくと後半が楽になります。

谷の名前のこと

フランス谷もブリタニコも、20世紀にこの山群へ通った登山隊の名残です。パタゴニアの岩壁は早くから世界の登山者に知られていて、今も同じ道を通って壁を目指す人がいます。パイネという名前自体は、テウェルチェ語で青を指す言葉だとされています。スペイン語ではありません。

  1. 01

    Campamento Italiano

    08:30 · 30m
    谷の入口にある無料のCONAFキャンプ地で、荷物を置いてフランス谷を往復するための場所です。デポは自己責任なので、貴重品と行動食は持って登ること。設備は最小限で売店はありません。無料でも事前予約が要ります。谷は風が抜けるので、シェルと薄い防寒着は必ず持って登りましょう。
    この場所について

    フランス谷の入口、リオ・フランセスの橋のたもとにあるCONAF(チリ国有林公社)運営の無料キャンプ地です。

    歴史
    谷の登り口という位置から、登山隊や歩く人の中継地として長く使われてきました。設備を増やさず最小限のまま残されています。
    有名な理由
    Wルートで唯一の無料キャンプ地です。フランス谷を往復する人が大きな荷物を置いていく場所として知られます。
    知っていましたか
    無料でも公園の規則で予約は必須です。予約なしで泊まることはできません。
    ↗ マップで開く
  2. 02

    Mirador Frances

    10:00 · 60m
    谷の対岸にかかる懸垂氷河が正面に見えます。雪崩は日に何度も落ち、崩れるのが見えてから音が届くまで数秒かかります。腰を下ろして待つ価値のある場所です。滞在は30分から1時間。風の通り道なので、止まると急に冷えます。座る前に上着を出しておきましょう。
    この場所について

    フランス谷の中腹にある展望地で、パイネ・グランデの東面にかかるフランス懸垂氷河を正面から見られます。

    歴史
    氷河は山腹の途中で切れ落ちていて、押し出された氷が自らの重みで崩れ落ちます。この繰り返しが谷の斜面を削ってきました。
    有名な理由
    雪崩の音が谷に響く場所として知られています。条件のいい日は数十分おきに崩落が起きます。
    知っていましたか
    音が遅れて届くのは距離のためです。崩れるのが見えてから秒を数えると、氷河までのおおよその距離が分かります。
    ↗ マップで開く
  3. 03

    Mirador Britanico

    12:00 · 120m
    谷の奥、岩に囲まれた広場のような場所です。イタリアーノから登り2時間半ほど。ガスに巻かれると何も見えないので、天気が悪ければミラドール・フランセスで折り返すのも普通の判断です。滞在は1時間から2時間。風を避けられる岩陰で昼食を。下りは石が浮いているので慎重に。
    この場所について

    フランス谷の最奥にある展望地で、クエルノス・デル・パイネやカテドラルといった岩峰にぐるりと囲まれます。

    歴史
    名前は、かつてこの谷を拠点にした英国の登山隊に由来します。すぐ近くのカンパメント・ブリタニコも同じ由来です。
    有名な理由
    Wルートの折り返し点で、山群の内側まで入り込める数少ない場所です。周囲がほぼ一周見渡せます。
    知っていましたか
    谷の奥を囲む岩壁は、かつてここを埋めていた氷河が削り残したものです。今の谷底の広さが、その氷の厚みを物語っています。
    ↗ マップで開く
  4. 04

    Refugio Los Cuernos

    17:00 · 60m
    ノルデンショルド湖畔、クエルノスの真下に建つ小屋とキャビンです。温水シャワーと温かい夕食が今日の報酬。どちらも事前予約制で、当日の追加は難しいと考えてください。キャビンは小屋より静かに眠れます。湖側は風が強いので、洗濯物を干すなら建物の陰で。
    この場所について

    ラゴ・ノルデンショルドの岸、クエルノス・デル・パイネの直下に建つ山小屋とキャビン群です。

    歴史
    Wルート南側の中継地として整備され、小屋のほかに数棟のキャビンが加えられました。運営はファンタスティコ・スールです。
    有名な理由
    二本の角のような岩峰を真下から見上げられる宿で、Wルートでも人気の高い泊まり場です。
    知っていましたか
    クエルノスの縞模様は、明るい花崗岩が下から入り込み、その上に元からあった黒い堆積岩が帽子のように残ってできたものです。
    ↗ マップで開く
5日目9/3/2026

ノルデンショルド湖沿いにチレーノへ

Refugio Chileno

天気予報
3°-1°

雪

57%14 km/h
傘を持って暖かい服装で
氷河の粉で乳白色に濁ったノルデンショルド湖をたどる、少し楽な一日。午後にアセンシオ谷へ折れて標高を上げ、明日の暗いうちの登りを短くしておきます。

今日の流れ

湖沿いを東へ進む、比較的おだやかな一日です。ノルデンショルド湖の青は氷河が削った岩の粉によるもので、光の角度で乳白色にも見えます。対岸には黒い帽子をかぶったようなクエルノスが立ち上がります。午後にホテル・ラス・トーレスのウェルカムセンターに着いたら、数日ぶりの椅子とまともな昼食です。ここから道は北へ折れ、アセンシオ谷を登ってレフヒオ・チレーノへ。標高を上げて泊まる分、明日の暗いうちの登りが2時間近く短くなります。

予約と準備

  • チレーノは部屋もテント台も少なく、公園でいちばん早く埋まる宿です。予約は最優先で。
  • ヘッドランプの電池を今夜のうちに確認しておくこと。明日は暗いうちに出ます。
  • ラス・トーレスで温かい昼食をとり、水も満タンに。谷に入ると補給できる場所は限られます。
  • 明日の朝食を弁当にしてもらえるか、チェックイン時に頼んでおくと朝が楽です。
  • 荷物を軽くしたいなら、ラス・トーレスからチレーノまで馬に運んでもらう手配ができます。

移動のしかた

ロス・クエルノスからラス・トーレスまで湖沿いに11キロほど、4時間から5時間。そこからチレーノまでは登りで4キロほど、2時間前後です。湖沿いの道は細かい上り下りが続くので、距離のわりに時間がかかります。

土地の名前と来歴

ノルデンショルドの名は、20世紀初めに南米南部を調べたスウェーデンの探検家オットー・ノルデンショルドに由来します。この一帯の地名には、探検隊が付けたヨーロッパの名前とテウェルチェ語の名前が層になって残っています。ラス・トーレス周辺は国立公園になる前、羊を放つ牧場でした。今も私有地が残り、トレイルの一部はその中を通っています。

  1. 01

    Mirador Lago Nordenskjold

    09:00 · 45m
    湖を見下ろす小さな展望地です。晴れた午前は水面が乳白色がかった青になり、対岸のクエルノスが正面に立ちます。風の強い日は湖に白波が立ちます。長居する場所ではないので30分から45分ほど。ここから先は日陰が少ないので、飲み水を確認してから出発を。
    この場所について

    ラゴ・ノルデンショルドを見下ろす展望地です。湖の向こうにクエルノス・デル・パイネの断面が並びます。

    歴史
    湖の名は、20世紀初めに南米南部を調査したスウェーデンの探検家オットー・ノルデンショルドにちなみます。この一帯には、探検隊が付けた名前とテウェルチェ語の名前が混ざって残っています。
    有名な理由
    氷河の粉を含んだ独特の水色で知られ、公園を代表する湖のひとつです。
    知っていましたか
    水色のもとは氷河が岩を削ってできた微細な粒子で、岩の粉(ロックフラワー)と呼ばれます。溶けた水に混じって湖へ流れ込み、光を散らして青や乳白色に見せています。
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  2. 🚗drive· 53 min· 29.8 km↗ Directions
  3. 02

    Hotel Las Torres welcome center

    13:30 · 45m
    公園東側の拠点で、きちんとした席のあるレストランがあります。数日ぶりの温かい昼食はここで。水も満タンにしておくこと。これから登るアセンシオ谷は補給が限られます。荷物を軽くしたい人は、チレーノまで馬に運んでもらう手配ができます。前日までに頼んでおくと確実です。
    この場所について

    公園東側の拠点となるホテルとウェルカムセンターで、ラス・トーレスへ登る道の起点です。

    歴史
    一帯はもともとセロ・パイネという羊の牧場でした。公園ができたあとも牧場の家族が土地を持ち続け、宿と観光の拠点へ姿を変えてきました。
    有名な理由
    トーレス方面のトレイルはすべてここから始まります。日帰りで塔を見に来る人も、Wルートを終える人も必ず通ります。
    知っていましたか
    この一帯では今も馬が現役です。荷物の運搬や見回りに使われ、チレーノまでの荷物輸送もその延長にあります。
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  4. 🚗drive· 3 min· 900 m↗ Directions
  5. 03

    Refugio Chileno

    16:30 · 60m
    アセンシオ谷の中にある小屋で、塔への登り口に最も近い宿です。ここに泊まると明日の登りが2時間近く短くなります。部屋数が少なく、予約は最優先で押さえること。谷は日が落ちるのが早く、夕方から冷えます。明日の朝食を弁当にしてもらえるか、チェックイン時に確認しておきましょう。
    この場所について

    アセンシオ谷の中腹、川沿いに建つ小さな山小屋とキャンプ地です。ミラドール・ラス・トーレスへの最終拠点になります。

    歴史
    塔を見に行く人が増えるにつれ、谷の途中に泊まれる場所として整備されました。運営はファンタスティコ・スールです。
    有名な理由
    ここに泊まれば、夜明けの展望台に無理なく間に合います。日の出を狙う人にとって最も条件のいい場所です。
    知っていましたか
    公園内では指定地以外での野営が禁止されていて、宿もキャンプも予約が必須です。予約を示せないとルートに入ること自体が認められません。
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6日目9/4/2026

夜明けのラス・トーレス

Mirador Las Torres

天気予報
2°-3°

霧雨

25%8 km/h
傘を持って暖かい服装で
ヘッドランプを頼りにモレーンをよじ登り、氷河湖の向こうで3本の塔が朝日に赤く染まる数分を待ちます。そのあとは長い下りで、牧場のホテルへ戻ります。

今日の流れ

トレックの山場です。まだ暗いうちにチレーノを出て、林のなかを進み、最後にモレーンの大きな岩場をよじ登ります。この最後の1キロが全行程でいちばん遅くなる区間で、誰もが這うような速さになります。ミラドール・ラス・トーレスに着けば、氷河湖の向こうに3本の花崗岩の塔が立っています。日が差し込むわずかな時間だけ、岩が深い赤に染まります。色が引いたら朝食にして、来た道を下ってホテル・ラス・トーレスへ。長い下りですが、振り返るたびに塔が見えます。

朝の準備

  • ヘッドランプは手に持たず頭に着けて、両手を空けておくこと。
  • 展望台は風が抜けて体が一気に冷えます。手袋と厚手の1枚を必ず。
  • 岩場は霜が降りると滑ります。焦らず三点支持で。
  • 朝食は展望台で。前夜に弁当を頼んでおけば、暗い小屋で慌てずにすみます。
  • 下山後の予定は余裕をもって。下りは思ったより時間がかかります。

移動のしかた

チレーノから展望台まで約4キロ、登り2時間前後。下りはラス・トーレスまで10キロほどで、休憩を入れて4時間から5時間みておくと安全です。谷底で牧場の道と合流するので、迷う場所はほとんどありません。

この山のこと

3本の塔は、山群の芯をつくる花崗岩が氷河に削り出されたものです。近くのクエルノスの黒い頭は、その花崗岩の上に残った古い堆積岩で、色の違いがそのまま岩の成り立ちを示しています。公園は1978年にユネスコの生物圏保存地域になりました。トレイルの外を歩かない、水場を汚さないという基本は、今も厳しく守られています。

  1. 01

    Refugio Chileno

    04:30 · 30m
    暗いうちの出発です。ヘッドランプは頭に着けて両手を空けること。登りはじめは林の中で風がなく暑くなりますが、最後の岩場に出ると一気に冷えます。手袋と防寒着はすぐ出せるところに。最後の1キロは大きな岩を越えていく区間で、全員のペースが落ちます。焦らないこと。
    この場所について

    ラス・トーレスの塔へ向かう登山道の途中にある小屋で、夜明け前の出発地点になります。

    歴史
    アセンシオ谷は塔へ通じる唯一の谷道です。その中間点にあたるこの場所に、早い時期から拠点が置かれました。
    有名な理由
    展望台まで最も近い宿で、日の出に間に合わせたい人はほぼ全員ここから出発します。
    知っていましたか
    谷を流れるアセンシオ川の水は雪解けと氷河が源です。夏でも手を入れていられないほど冷たいままです。
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  2. 02

    Mirador Las Torres

    06:45 · 120m
    日の出前に着けるように。晴れていれば数分から20分ほど、塔が深い赤に染まります。色が引くのは早いので、写真は先に、眺めるのは後で。氷河湖のほとりは吹きさらしで、じっとしていると急に冷えます。座るなら岩陰へ。人が多い日は湖の左手に回ると空いています。
    この場所について

    氷河湖の向こうに3本の花崗岩の塔が立つ展望地で、トレス・デル・パイネという名前のもとになった場所です。

    歴史
    塔はおよそ1200万年前に地下で固まった花崗岩の塊が、その後の氷河に削り出されたものです。周りの柔らかい岩が失われ、硬い芯だけが残りました。
    有名な理由
    公園を象徴する景色です。日の出の数分間だけ岩が赤く染まり、よく知られた写真のほとんどはこの場所から撮られています。
    知っていましたか
    3本のうち最も高いのは南塔で、標高はおよそ2500メートルです。中央塔の東壁は、世界でも指折りの大岩壁として登山者に知られています。
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  3. 03

    Hotel Las Torres

    13:30 · 90m
    トレックの終点です。シャワーと着替え、それからピスコ・サワー。預けた荷物と馬で運んだ荷物はここで受け取ります。バスの時刻は下山の遅れを見込んで余裕をもって。レストランは混むので、団体が入る前の時間に席を取ると落ち着いて食べられます。
    この場所について

    公園東側にある牧場由来のホテルで、ラス・トーレスのトレイルの起点と終点を兼ねています。

    歴史
    20世紀初めに羊の牧場として開かれた土地に建ちます。公園ができたあとも家族経営が続き、牧場の仕事から観光へ軸足を移しながら今の宿になりました。
    有名な理由
    塔へ向かう道の入口として、公園でいちばん人の出入りが多い場所です。
    知っていましたか
    公園の中には今も私有地が残っていて、このホテルの周辺もそのひとつです。トレイルの一部は私有地を通っています。
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7日目9/5/2026

ミロドンの洞窟とセントーヤの昼食

Puerto Natales

天気予報
8°-2°

晴れ時々曇り

0%14 km/h
暖かい服装で
ステップを抜けて公園を出て、地上性ナマケモノの皮が見つかった洞窟に寄ります。海沿いでセントーヤの昼食をとったら、南へ3時間のバスでプンタ・アレーナスへ。

今日の流れ

公園を出て町へ戻る日です。ラグーナ・アマルガのゲートまでの道では、グアナコの群れと、運がよければ上空を旋回するコンドルが見られます。ゲートを抜けたらクエバ・デル・ミロドンへ。天井の高い巨大な洞窟で、1895年にここでミロドンという地上性ナマケモノの皮が見つかりました。入口のすぐ内側に実物大の復元像が立っています。そのあとプエルト・ナタレスの海沿いでセントーヤ(タラバガニの仲間)の遅い昼食をとり、15時半のバスでプンタ・アレーナスへ南下します。

帰りの段取り

  • PUQ発の便は20時以降にしておくと安全です。バスは3時間かかります。
  • 洞窟は風が吹き抜けて寒いです。車を降りる前に上着を1枚。
  • セントーヤには禁漁期があります。その日のものか冷凍かを店で聞いてから頼むこと。
  • 預けていた街着はホテルで受け取ります。受け取り時間を先に伝えておくと待ちません。
  • 洞窟の入園料は現地払いです。現金があると早く済みます。

移動のしかた

公園東側のゲートからクエバ・デル・ミロドンまで車で1時間半ほど、洞窟から町までは30分ほどです。町とプンタ・アレーナスの間はルタ9を約250キロ、3時間の一本道。便によっては空港で降ろしてもらえるので、予約のときに確認しておくと楽です。

最後に町のこと

プエルト・ナタレスは1911年にできた新しい町で、もとは羊毛と食肉の積出しで暮らしてきました。近くのプエルト・ボリエスには20世紀初めの食肉加工場の建物が残っていて、町の来歴がそのまま見えます。今は公園を行き来する人で回っている町なので、山道具屋と旅行会社とパン屋が同じ通りに並びます。

  1. 01

    Laguna Amarga park exit

    09:00 · 90m
    公園東側のゲートです。出るときにも一度停まるので、周りのステップを見るいい機会になります。グアナコの群れはこの一帯にいちばん多く、上空をアンデスコンドルが回っていることもあります。塩湖にフラミンゴが降りている日も。写真を撮るなら車を降りたときに手早く済ませましょう。
    この場所について

    トレス・デル・パイネ国立公園の東の入口で、名前のもとになった塩分の濃い湖のそばにあります。

    歴史
    公園の主要な出入口として管理小屋が置かれ、入園の手続きと人数の管理がここで行われてきました。
    有名な理由
    公園に入る人のほとんどが最初に停まる場所です。ここでパイネの山群が初めて正面に見えます。
    知っていましたか
    ラグーナ・アマルガは塩分が濃く、飲むことはできません。それでもチリフラミンゴが餌を求めて集まります。
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  2. 🚗drive· 72 min· 99.9 km↗ Directions
  3. 02

    Cueva del Milodon

    11:30 · 60m
    町から北へ30分ほど。奥行きのある大きな洞窟で、入口のすぐ内側に実物大のミロドンの復元像が立っています。中は風が抜けて寒いので上着を1枚。見学は1時間あれば十分です。周辺に短い遊歩道があり、洞窟の上の岩場からは谷が見渡せます。入園料は現地で払えます。
    この場所について

    プエルト・ナタレスの北にある巨大な洞窟で、絶滅した地上性ナマケモノ、ミロドンの遺物が見つかった場所です。国の自然記念物に指定されています。

    歴史
    1895年、この地に入植したヘルマン・エベラールが洞窟の中で毛の残る大きな皮を見つけました。保存があまりによかったため、当時はまだ生きているのではないかと考える人もいて、探索隊まで組まれました。
    有名な理由
    ミロドンの皮が見つかった洞窟として世界的に知られ、パタゴニアの古生物研究の出発点になりました。
    知っていましたか
    ブルース・チャトウィンの紀行『パタゴニア』は、祖母の家にあったこの洞窟由来の皮の切れ端から始まります。子どものころの本人は、それを恐竜の皮だと思い込んでいました。
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  4. 🚗drive· 20 min· 24.6 km↗ Directions
  5. 03

    Costanera lunch, Puerto Natales

    13:30 · 75m
    海沿いの店でセントーヤ(タラバガニの仲間)を。ほぐした身のサラダや、殻ごと出るゆで身が定番です。禁漁期があるので、その日のものか冷凍かを聞いてから頼むこと。重さで値段が決まる店が多いです。食事に1時間強みておけば、15時半のバスに余裕で間に合います。
    この場所について

    ウルティマ・エスペランサ湾に面したプエルト・ナタレスの海沿いの通りで、食堂やレストランが並びます。

    歴史
    町は羊毛と食肉の積出しで育ちました。近くのプエルト・ボリエスには20世紀初めの食肉加工場の建物が残っています。今はこの通りに、公園を行き来する人の食事と宿が集まっています。
    有名な理由
    マガジャネス地方のセントーヤはこの町の代表的な料理です。湾を眺めながら食べられる店が並びます。
    知っていましたか
    セントーヤ漁には資源を守るための禁漁期があり、獲れる時期が法律で決められています。一年じゅう生のものが出るわけではありません。
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  6. 🚗drive· 176 min· 247.5 km↗ Directions
  7. 04

    Bus to Punta Arenas

    15:30 · 180m
    ルタ9を南へ約250キロ、3時間ほどで夕方にはプンタ・アレーナスに着きます。PUQ発の便は20時以降にしておくと安全です。便によっては空港で降ろしてもらえるので、予約のときに確認を。座席は指定のことが多く、大きな荷物は下の貨物室へ。最後にもう一度パンパの夕景が見られます。
    この場所について

    プエルト・ナタレスとプンタ・アレーナスを結ぶ約3時間の路線バスで、マガジャネス地方を南北に貫くルタ9を走ります。

    歴史
    プンタ・アレーナスはマゼラン海峡に面した古い港町で、パナマ運河ができるまでは太平洋と大西洋を行き来する船の重要な寄港地でした。地方の航空路は今もこの町に集まっています。
    有名な理由
    トレス・デル・パイネを訪れる人の多くが、行きも帰りもこの道を通ります。
    知っていましたか
    プンタ・アレーナスの空港(PUQ)は南米最南端の主要空港のひとつで、南極への調査便や観光便の拠点にもなっています。
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8日目

8日目

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