Travolp.
共有された旅行· 共有日 7/27/2026

Three Days in,
Paris.

Paris, France

旅行価格 価格は別途お問い合わせ
8/6/2026 → 8/8/2026大人2名
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日数
3日
立ち寄り先
18か所
目的地
1目的地
旅行者
大人2名
興味

museums, riverside walks, cafes, late-summer light

旅程

3章
1日目8/6/2026

ルーヴルとチュイルリー公園

1st arrondissement, Paris

ガラスのピラミッドの下へ、まだ人の少ない朝のうちに。チュイルリーの砂利道を抜けたら、午後は川を渡ってオルセーで印象派の光を浴びます。

今日の流れ

朝はパレ・ロワイヤルのアーケードでコーヒーを一杯。開館直後のルーヴルに入り、混み合う前にドゥノン翼をまわります。昼はピラミッドを正面に見るテラス席で長めに。午後はチュイルリー公園の丸い池のほとりに緑の椅子を引き寄せて休み、歩道橋でセーヌを渡ってオルセーへ。夜はサン・ジェルマンの老舗ブラッスリーで一日を締めます。大きな美術館を二つ入れる日なので、朝の一時間の使い方で残り全部の余裕が決まります。

準備と予約

  • ルーヴルもオルセーも、公式サイトで時間指定チケットを取っておきます。当日の窓口は列が長く、入口での待ち時間がまるで違います。
  • ルーヴルは火曜休館、オルセーは月曜休館です。日程を入れ替えるときはここに注意を。
  • 石の床と砂利道を合わせて5kmほど歩きます。履き慣れた靴で。
  • EU圏に住む26歳未満と、年齢を問わず18歳未満は入場無料になります。パスポートか在留証明を持っていきましょう。
  • 大きなリュックは館内のクロークに預けることになります。小さめのバッグにしておくと、預ける列を丸ごと省けます。
  • 8月の午後は日差しが強いので、公園用に水と帽子を。

移動

今日は地下鉄をほとんど使いません。パレ・ロワイヤルからルーヴルの地下カルーゼル入口までは徒歩5分ほど。ルーヴルを出るとチュイルリー公園はそのまま西へ続いています。公園の西端からレオポール・セダール・サンゴール歩道橋を渡れば、オルセーまで10分少々。オルセーからレ・ドゥ・マゴまでは川沿いを歩いて20分ほどですが、疲れていれば12号線ソルフェリーノ駅から二駅で着きます。

パリの作法

店に入るとき、席に着く前の「ボンジュール」は挨拶というより最低限の礼儀です。カフェはカウンターとテラスで値段が変わり、テラスのほうが高くなります。長く座りたいなら承知のうえで。水は「ユヌ・カラフ・ドー」と頼めば無料の水道水が出てきます。8月はバカンスで長期休業する店が多いので、行きたい一軒があれば前日に営業を確かめておくと安心です。

  1. 01

    Cafe Kitsune Palais Royal

    08:00 · 45m
    ルーヴルが開く前に、パレ・ロワイヤル庭園のアーケードで抹茶かエスプレッソを一杯。席数が少なく朝は回転が早いので、持ち帰って庭のベンチで飲むのも手です。すぐ隣の中庭にある白黒の縞模様のビュラン円柱を一周してから向かうと、ちょうどいい時間になります。
    この場所について

    パレ・ロワイヤル庭園の回廊にある小さなカフェで、パリ発のブランド Maison Kitsuné が営んでいます。抹茶ラテとエスプレッソが看板です。

    歴史
    Maison Kitsuné は2002年、ジルダ・ロエックと黒木理也がパリで立ち上げた音楽とファッションのレーベルです。そこから派生したカフェ部門が、歴史的な回廊の一角に店を構えました。
    有名な理由
    宮殿の回廊という場所と、フランス風の焼き菓子に日本の抹茶が並ぶ品書きで、パリのカフェの中でも独特の立ち位置にあります。
    知っていましたか
    最初のカフェ・キツネが開いたのはパリではなく東京の青山で、パリ店はそのあとにできました。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 12 min· 800 m↗ Directions
  3. 02

    Louvre Museum

    09:00 · 150m
    地下のカルーゼル入口のほうがピラミッド前より列が短めです。入ったらまずドゥノン翼へ。モナ・リザとミロのヴィーナスを先に見てしまえば、あとは気楽にまわれます。2時間半で全館は無理なので、見る翼を一つか二つに絞るのが正解です。火曜は休館。
    この場所について

    セーヌ右岸に建つ世界最大級の美術館で、古代エジプトからフランス絵画まで約3万5千点を展示しています。元は国王の宮殿でした。

    歴史
    12世紀末にフィリップ2世が築いた城塞が始まりで、その後王宮に建て替えられました。ルイ14世が宮廷をヴェルサイユに移したあとは美術の場となり、フランス革命期の1793年に公共の美術館として開かれています。
    有名な理由
    モナ・リザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケが同じ屋根の下にあること。そしてイオ・ミン・ペイが設計し1989年に完成したガラスのピラミッドです。
    知っていましたか
    地下には12世紀の城塞の基礎がそのまま残っていて、堀の底を歩いて見学できます。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 3 min· 300 m↗ Directions
  5. 03

    Cafe Marly

    12:00 · 75m
    ピラミッドを正面に見る回廊のテラスで、ゆっくり昼を。眺めが目当てなら手すり際の席をお願いしてみてください。値段は場所代込みと考えたほうが気が楽です。混む時間帯なので、12時前に着くか、13時半すぎまでずらすと通されやすくなります。
    この場所について

    ルーヴル宮リシュリュー翼の回廊に入るカフェ・レストランで、テラス席からガラスのピラミッドを正面に見ます。

    歴史
    1990年代、リシュリュー翼が美術館として生まれ変わったときに、コスト兄弟の手で回廊部分に開かれました。
    有名な理由
    美術館の建物の中で食事ができ、しかも席から中庭のピラミッドが見えるという、パリでもここだけの条件です。
    知っていましたか
    店名は同じ翼にあるマルリーの中庭に由来します。そこにはルイ14世のマルリー城を飾っていた大理石の馬像が置かれています。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 9 min· 700 m↗ Directions
  7. 04

    Tuileries Garden

    13:30 · 60m
    丸い池のまわりにある緑の金属椅子は自由に動かせます。背もたれを倒した形の椅子を引き寄せて、子どもたちの帆かけ舟を眺めるのがここの正しい過ごし方です。木陰の並木道をそのまま西へ行けばコンコルド広場。真夏は日陰の少ない区画があるので水を持って。
    この場所について

    ルーヴルとコンコルド広場をつなぐ、砂利道と並木と池でできたフランス式庭園です。誰でも無料で入れます。

    歴史
    1564年にカトリーヌ・ド・メディシスがチュイルリー宮殿を建てた際の庭が始まりで、1664年にアンドレ・ル・ノートルが今の左右対称の姿に設計し直しました。
    有名な理由
    パリの中心軸の一部で、ルーヴルからコンコルド、シャンゼリゼ、凱旋門へと続く長い見通しの起点になっています。
    知っていましたか
    庭の名前は、かつてこの一帯にあった瓦を焼く窯 (tuilerie) から来ています。名前の由来になった宮殿のほうは1871年のパリ・コミューンで焼け、その後取り壊されました。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 9 min· 700 m↗ Directions
  9. 05

    Musee d'Orsay

    14:45 · 120m
    まっすぐ最上階の印象派の部屋へ。下から順に見ると体力が持ちません。大時計の文字盤越しにセーヌを見下ろす窓は最上階にあり、午後の光がいちばんきれいです。月曜休館。混雑を避けたいなら木曜の夜間開館が狙い目です。
    この場所について

    セーヌ左岸にある、1848年から1914年までのフランス美術を集めた美術館です。印象派とポスト印象派の所蔵で知られます。

    歴史
    1900年のパリ万国博覧会に合わせ、ヴィクトール・ラルーの設計で建てられた鉄道駅オルセー駅が前身です。駅としての役目を終えたあと取り壊しの案も出ましたが、改装されて1986年に美術館として開きました。
    有名な理由
    モネ、ルノワール、ドガ、ゴッホ、セザンヌの代表作がまとまって見られること。ガラス屋根の大空間もそのまま残っています。
    知っていましたか
    駅が早々に使われなくなったのは、プラットホームが短く、長くなっていく長距離列車に対応できなかったからです。空いた建物はオーソン・ウェルズの映画『審判』の撮影にも使われました。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 15 min· 1.1 km↗ Directions
  11. 06

    Les Deux Magots

    19:30 · 120m
    サルトルやヘミングウェイが通ったサン・ジェルマンのブラッスリーで夕食を。名物のオムレツか生牡蠣の盛り合わせは外しません。テラスは人通りを眺めるのに向きますが、落ち着いて食べたいなら店内へ。値段は場所相応なので、軽く済ませたい日には向きません。
    この場所について

    サン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいに立つカフェ兼ブラッスリーで、1885年から同じ場所にあります。

    歴史
    元は絹や東洋の品を扱う店で、その看板が店名になりました。20世紀に入ると作家や画家のたまり場になり、サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、ヘミングウェイ、ピカソが常連として名を残しています。
    有名な理由
    20世紀パリの文学カフェの代表格で、隣のカフェ・ド・フロールと並ぶ左岸の目印です。
    知っていましたか
    店名の「二つのマゴ」は、絹商だった頃の看板に由来します。その中国風の人形二体は今も店内の柱の上に座ったままです。
    ↗ マップで開く
2日目8/7/2026

クレール通りからエッフェル塔へ

7th arrondissement, Paris

朝はクレール通りの市場でクロワッサンとカフェ・クレーム、そのままエッフェル塔へ上がってシャン・ド・マルスの芝生でピクニック。午後はロダン美術館の薔薇の庭で静かに過ごし、夕暮れのセーヌ沿いを歩いて、締めはカフェ・コンスタンのロースト・チキンです。

今日の流れ

昨日の美術館づめから一転、今日は外の空気と一本の塔の日です。まだ目を覚まし切っていないクレール通りの市場で朝食をとり、歩いてエッフェル塔へ。旅で最初の大きな眺めがここで来ます。昼はシャン・ド・マルスの芝生に座り、塔を見上げながらのピクニック。午後のロダン美術館は建物より庭が主役で、塔の人混みのあとにちょうどいい静けさです。夕方は8月の長い光がすべて。左岸の河岸をオルセーの歩道橋のほうへ歩いて、カフェ・コンスタンのビストロ料理で終わります。明日は朝からモンマルトルの坂なので、今夜はゆっくり食べておきます。

準備と予約

  • エッフェル塔の頂上行きエレベーターは公式サイトで事前に。当日券の列は一時間を超えることもあり、待ちたくなければ二階まで階段という手もあります。
  • 今日歩く距離は合わせて5kmから6kmほど。サンダルより歩ける靴を。
  • ピクニックの材料 (バゲット、チーズ、果物) は朝食のあとクレール通りで。昼前になると人が増えます。
  • ロダン美術館もオンラインで買っておくと窓口の列を飛ばせます。塔の混雑の直後だと効きます。
  • カフェ・コンスタンは予約を取りません。20時に食べたいなら19時45分には着いておくか、カウンターで少し待つつもりで。
  • 8月でも日が落ちるとセーヌ沿いは風が出ます。薄手の羽織るものを一枚。

移動

今日は地下鉄なしで歩き通せます。カフェ・デュ・マルシェからエッフェル塔まで徒歩16分、そこからピクニックの芝生までさらに9分。ロダン美術館へは26分と今日いちばん長いので、昼を延ばしすぎないように。美術館から河岸までは14分、夜の散歩の終点からカフェ・コンスタンまでは4分です。

パリの作法

クレール通りの店では、菓子を指さす前にまず小さく「ボンジュール」。ここでは順番が逆だと感じ悪くとられます。エッフェル塔は手荷物検査があるので、予約時刻ちょうどではなく数分前に着いておきます。シャン・ド・マルスでのピクニックはごく普通の光景ですが、晴れた日はごみ箱がすぐ一杯になるので自分のごみは持ち帰りを。夕方の河岸は、同じように夕暮れを歩きに出た地元の人でいっぱいになります。眺めと同じくらい、その様子を見ているのが楽しい時間です。

  1. 01

    Cafe du Marche

    08:00 · 45m
    歩行者専用のクレール通りで、クロワッサンとカフェ・クレームから一日を始めます。テラス席は朝から地元の人で埋まるので、8時前後が座りやすい時間帯です。食べ終わったら同じ通りでピクニックの材料を買っておくと、昼にまた戻らずに済みます。
    この場所について

    7区の市場通り、リュ・クレールに面したカフェ・ビストロで、朝食から夕食まで一日中開いています。

    歴史
    クレール通りは19世紀から続く食料品の通りで、車が入らない歩行者専用の区画になっています。この店はその通りの角で、近所の人たちの朝の待ち合わせ場所として続いてきました。
    有名な理由
    チーズ屋、パン屋、八百屋が並ぶ通りを眺めながら朝食がとれる場所として、7区に泊まる旅行者の定番になっています。
    知っていましたか
    リュ・クレールの名は、19世紀のフランス軍の将軍に由来します。すぐそばの士官学校と同じく、この一帯には軍にちなむ地名が多く残っています。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 16 min· 1.1 km↗ Directions
  3. 02

    Eiffel Tower

    09:30 · 120m
    頂上行きのエレベーターは公式サイトで事前に。当日券の列は一時間を超えることもあります。二階までなら階段のほうが待たずに済み、鉄骨越しの写真もこちらのほうがきれいです。手荷物検査があるので予約時刻の10分前には着いておきましょう。
    この場所について

    シャン・ド・マルスの端に立つ高さ約330mの鉄塔で、パリでいちばん有名な建築物です。三つの階層に展望フロアがあります。

    歴史
    1889年の万国博覧会の入口として、ギュスターヴ・エッフェルの会社が2年ほどで組み上げました。当初は20年で解体される予定でしたが、無線通信のアンテナとして役立つことがわかり残されました。
    有名な理由
    完成当時は世界一高い建造物で、以後パリそのものを表す形になりました。日没後は毎正時に数分間、電飾がきらめきます。
    知っていましたか
    鉄は熱で伸びるので、真夏の暑い日には塔の高さが10数センチ高くなります。
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  4. 🚶walk· 9 min· 600 m↗ Directions
  5. 03

    Champ de Mars picnic

    12:00 · 75m
    朝クレール通りで買ったバゲットとチーズと果物を広げて、塔を見上げながらの昼です。芝生には入ってよい区画とそうでない区画があるので、標識を見てから座ります。日陰は木の下だけなので、8月は帽子を。ごみ箱はすぐ一杯になるため持ち帰りが前提です。
    この場所について

    エッフェル塔と士官学校の間に広がる細長い公園で、芝生と並木でできています。塔を正面から見上げられる場所です。

    歴史
    18世紀に士官学校の練兵場として整備されました。フランス革命の翌年、1790年の連盟祭がここで開かれ、その後は万国博覧会の会場として何度も使われています。
    有名な理由
    塔を全身入りで写せる定番の場所で、夕方になるとピクニックの人で芝生が埋まります。
    知っていましたか
    名前は軍神マルスの野原という意味で、古代ローマの練兵場カンプス・マルティウスにちなんでいます。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 26 min· 1.8 km↗ Directions
  7. 04

    Rodin Museum

    14:00 · 90m
    屋内より庭が主役です。薔薇の間に「考える人」と「地獄の門」が置かれ、日陰のベンチも多いので塔の混雑のあとの休憩にちょうどいい場所です。庭だけの安い券もあります。時間が限られているなら庭券で十分。月曜休館。
    この場所について

    18世紀の館オテル・ビロンとその庭を使った美術館で、オーギュスト・ロダンの彫刻とデッサンを収めています。

    歴史
    ロダンは1908年からこの館の一部を仕事場にしていました。作品と収集品をすべて国に寄贈する代わりに、ここを自分の美術館にするよう求め、その願いは1919年に実現しています。
    有名な理由
    「考える人」「地獄の門」「カレーの市民」を、屋外の庭で自然光のもとに見られます。カミーユ・クローデルの作品もまとまって展示されています。
    知っていましたか
    ロダンがこの館を知ったのは、秘書を務めていた詩人リルケが部屋を借りていたからです。同じ時期にはマティスやイサドラ・ダンカンもここを使っていました。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 14 min· 1 km↗ Directions
  9. 05

    Seine evening walk

    18:00 · 90m
    日が傾く頃に左岸へ渡り、河岸をオルセー方面へ。8月のパリは21時過ぎまで明るいので、18時出発でも十分間に合います。川面近くの遊歩道は車が入らず静かですが、階段で上下するので歩きやすい靴で。風が出るので薄手の上着を一枚。
    この場所について

    ルーヴル周辺からオルセーにかけてのセーヌ両岸の遊歩道で、橋と川沿いの古書店が続きます。

    歴史
    19世紀の整備で石積みの河岸が今の形になり、一部の車道は2010年代に歩行者専用の遊歩道へ作り替えられました。夏は川べりに砂を敷くパリ・プラージュが開かれます。
    有名な理由
    パリ市内のセーヌ河岸は1991年にユネスコの世界遺産に登録されています。橋の上から見る夕暮れは街の定番の眺めです。
    知っていましたか
    チュイルリーとオルセーを結ぶ歩道橋は、2006年にセネガル初代大統領で詩人のレオポール・セダール・サンゴールの名に改められました。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 4 min· 300 m↗ Directions
  11. 06

    Cafe Constant

    20:00 · 120m
    気取らないビストロで、ロースト・チキンやプロフィトロールといった定番が並びます。予約を取らない店なので、20時に食べたいなら19時45分には到着を。少し待つ場合はカウンターで一杯やりながら。同じ通りにある系列店も同じ厨房の流れです。
    この場所について

    7区サン・ドミニク通りにある小さなビストロで、フランスの家庭的な定番料理を出します。

    歴史
    オテル・ド・クリヨンの厨房を率いたシェフ、クリスチャン・コンスタンが、高級店を離れてこの通りに開いた店の一つです。同じ通りに数軒を並べ、格式より普段使いを選びました。
    有名な理由
    星付きの技術を、ビストロの値段と雰囲気で出す店として知られています。
    知っていましたか
    コンスタンの厨房からは、ヤニック・アレノやエリック・フレションといった後の三つ星シェフが育っています。
    ↗ マップで開く
3日目8/8/2026

モンマルトルとマレ

Montmartre, Paris

坂の上の村だった頃の空気が残るモンマルトルへ上がり、白いドームと似顔絵描きの広場をまわります。午後は南のマレへ下りて、赤れんがのアーケードと夜のビストロで一日を閉じます。

今日の流れ

朝はモンマルトルのピンクの家でコーヒーを一杯。そこから坂を上ってサクレ・クールの白いドームへ、階段の上からパリを見渡します。テルトル広場の似顔絵描きの間を抜け、ソール通りの小さなぶどう畑まで下ったら、昼は古い酒場の庭で長めに。午後は南に移ってマレ地区のヴォージュ広場へ。赤れんがのアーケードを一周し、角のヴィクトル・ユーゴーの家を横目に。夜はプロヴァンス風のビストロで旅の最後の食事です。上りと下りが多い一日なので、坂は朝のうちに片付けてしまうのが楽です。

準備と予約

  • サクレ・クールは入場無料で予約もいりません。ドームに上がる場合だけ別料金で、狭いらせん階段を300段近く上ります。
  • モンマルトルは石畳と階段だらけです。スーツケースやヒールは向きません。
  • 坂を上るケーブルカーは地下鉄と同じ切符一枚で乗れます。Navigo Easy や回数券があればそのまま使えます。
  • テルトル広場で似顔絵を頼むなら、描き始める前に値段を確認します。声をかけてくる画家より、座って待っている人のほうが落ち着いて話せます。
  • シェ・ジャヌーは夜いつも混みます。予約は必須と考えて、名物のチョコレート・ムースのために腹八分で。
  • 観光客が集まる坂道はスリが出ます。リュックは前に抱えて。

移動

モンマルトルの中は歩きですが、上りだけはケーブルカーに任せてかまいません。2号線アンヴェール駅から乗り場までは徒歩5分ほど。ラ・メゾン・ローズからサクレ・クールは坂を上って10分、そこからテルトル広場までは3分です。マレへは12号線アベス駅に乗り、コンコルドで8号線に乗り換えてシュマン・ヴェール駅まで30分ほど。ヴォージュ広場からシェ・ジャヌーは歩いて5分もかかりません。

パリの作法

サクレ・クールは今も現役の教会です。中では声を落として、写真も控えめに。夏でも肩を大きく出した服装は避けたほうが無難です。モンマルトルの細い坂道は住宅街でもあるので、朝早い時間は静かに歩きます。マレは日曜も店が開いている数少ない地区で、その代わり日曜がいちばん人出の多い曜日になります。8月はバカンスで長く閉める店もあるため、夜の一軒だけは前もって確認しておきましょう。

  1. 01

    La Maison Rose

    08:30 · 45m
    ユトリロが描いたピンクの家でコーヒーを。9時を過ぎると写真待ちの列ができるので、朝いちばんが狙い目です。食事は場所代込みの値段なので、飲み物だけにして角の眺めを楽しむのも十分ありです。坂の途中にあり、席数は多くありません。
    この場所について

    モンマルトルのアブルヴォワール通りの角に立つ、緑の窓枠とピンクの壁の小さなレストランです。

    歴史
    20世紀の初めに食堂として始まり、坂の上にまだ画家たちが暮らしていた時代からこの角にあります。周囲が観光地になったあとも建物の色と形はほとんど変わっていません。
    有名な理由
    モーリス・ユトリロが繰り返し描いたことでピンクの壁が知られ、今はモンマルトルでいちばん写真に撮られる角の一つです。
    知っていましたか
    ユトリロはモンマルトル生まれで、母のシュザンヌ・ヴァラドンも画家でした。彼女はルノワールやロートレックのモデルから画家になった人です。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 6 min· 400 m↗ Directions
  3. 02

    Sacre-Coeur

    09:30 · 90m
    階段を上るか、地下鉄と同じ切符で乗れるケーブルカーで。聖堂の入場は無料で予約もいりません。ドームに上るなら別料金で、狭いらせん階段を300段近く。眺めは階段の踊り場からでも十分です。現役の教会なので、中では静かに。
    この場所について

    モンマルトルの丘の上に立つ白いドームの聖堂で、パリ市内を広く見渡せます。入場は無料です。

    歴史
    普仏戦争とパリ・コミューンのあと、国民の願いを込めた聖堂として1875年に着工しました。ポール・アバディの設計で、完成は1914年、献堂は第一次世界大戦後の1919年です。
    有名な理由
    エッフェル塔と並ぶパリのシルエットで、聖堂前の階段はそのまま市内屈指の展望台になっています。
    知っていましたか
    使われている石は雨に濡れると方解石を分泌するため、100年以上たっても壁が白いままです。
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  4. 🚶walk· 7 min· 500 m↗ Directions
  5. 03

    Montmartre lanes

    11:15 · 75m
    テルトル広場の似顔絵描きの間を抜けて、ソール通りへ下ります。絵を頼むなら描き始める前に値段の確認を。声をかけてくる人より、座って待っている人のほうが落ち着いて話せます。ぶどう畑は柵越しに見るだけですが、坂と屋根の眺めがここでいちばんです。
    この場所について

    サクレ・クールの裏手に広がる石畳の路地で、テルトル広場、ソール通りのぶどう畑、小さな階段が続きます。

    歴史
    モンマルトルは1860年までパリ市外の独立した村で、家賃の安さから画家たちが移り住みました。ピカソやモディリアーニが暮らしたのもこの一帯です。
    有名な理由
    テルトル広場に似顔絵描きが集まる風景と、大都市の中にぶどう畑が残っている珍しさです。
    知っていましたか
    ソール通りのぶどう畑クロ・モンマルトルは1930年代に植えられたもので、毎年10月には収穫祭が開かれます。
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  6. 🚶walk· 2 min· 100 m↗ Directions
  7. 04

    La Bonne Franquette

    12:45 · 75m
    モンマルトルに残る古い宿屋兼食堂で、昼をゆっくり取るのに向きます。暖かい日は奥の庭のテラス席へ。石畳の角にあり通りからは目立ちませんが、昼どきは混むので予約しておくと確実です。前菜と主菜の定食にすると量も値段もちょうどよく収まります。
    この場所について

    ソール通りとサン・リュスティック通りの角にある、庭付きの古いオーベルジュです。フランスの伝統料理を出します。

    歴史
    モンマルトルがまだパリ郊外の村だった19世紀から、坂の上の食堂として続いてきました。当時は別の名前で呼ばれ、近所に暮らす画家たちの日常の店でした。
    有名な理由
    ルノワール、ゴッホ、ロートレック、ピサロが通った店として知られ、緑に囲まれた庭のテラスが今も残っています。
    知っていましたか
    ゴッホが1886年に描いた「ラ・ガンゲット」は、この店の庭を写したものとされています。
    ↗ マップで開く
  8. 🚗drive· 26 min· 5.6 km↗ Directions
  9. 05

    Place des Vosges

    16:00 · 75m
    赤れんがと石で囲まれた四角い広場で、アーケードを一周してから中央の芝生で休むのが気持ちのいい順番です。角の6番地がヴィクトル・ユーゴーの家で、常設展は無料。アーケードには画廊と小さな店が並びます。人が増える前の夕方前がいちばん静かです。
    この場所について

    マレ地区にある正方形の広場で、赤れんがと石の建物が四方を囲み、一階部分がアーケードになっています。

    歴史
    アンリ4世の命で1605年に着工し、1612年に完成しました。当初はプラス・ロワイヤルと呼ばれ、貴族の館が並ぶパリで最初の計画的な広場でした。
    有名な理由
    パリに現存する最も古い計画広場で、四方の意匠がそろったアーケードと中央の菩提樹の並木が今もそのまま残っています。
    知っていましたか
    ヴォージュという名前に変わったのは1800年で、フランスの県のうちヴォージュ県が新しい税をいちばん早く納めたことへの褒賞でした。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 2 min· 100 m↗ Directions
  11. 06

    Chez Janou

    19:30 · 120m
    ヴォージュ広場から歩いてすぐのプロヴァンス料理のビストロです。名物は最後に出てくる大きな器のチョコレート・ムースで、自分で好きなだけ取ります。そのぶん前半は控えめに。夜は必ず埋まるので予約を。テラス席は静かな小道に面していて心地よい席です。
    この場所について

    マレの静かな角にある南仏料理のビストロで、ラタトゥイユや子羊など、プロヴァンスの家庭料理を出します。

    歴史
    20世紀後半から同じ場所で続く近所の店で、内装は昔のパリのビストロのまま、タイル床と鏡と小さなテーブルが並びます。
    有名な理由
    器ごと出てくるチョコレート・ムースと、南仏の食前酒パスティスの品揃えの多さで名前が知られています。
    知っていましたか
    パスティスは水で割ると透明から白く濁ります。アニスの香り成分が水に溶けきらずに細かな粒になるためです。
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