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1st arrondissement, Paris
朝はパレ・ロワイヤルのアーケードでコーヒーを一杯。開館直後のルーヴルに入り、混み合う前にドゥノン翼をまわります。昼はピラミッドを正面に見るテラス席で長めに。午後はチュイルリー公園の丸い池のほとりに緑の椅子を引き寄せて休み、歩道橋でセーヌを渡ってオルセーへ。夜はサン・ジェルマンの老舗ブラッスリーで一日を締めます。大きな美術館を二つ入れる日なので、朝の一時間の使い方で残り全部の余裕が決まります。
今日は地下鉄をほとんど使いません。パレ・ロワイヤルからルーヴルの地下カルーゼル入口までは徒歩5分ほど。ルーヴルを出るとチュイルリー公園はそのまま西へ続いています。公園の西端からレオポール・セダール・サンゴール歩道橋を渡れば、オルセーまで10分少々。オルセーからレ・ドゥ・マゴまでは川沿いを歩いて20分ほどですが、疲れていれば12号線ソルフェリーノ駅から二駅で着きます。
店に入るとき、席に着く前の「ボンジュール」は挨拶というより最低限の礼儀です。カフェはカウンターとテラスで値段が変わり、テラスのほうが高くなります。長く座りたいなら承知のうえで。水は「ユヌ・カラフ・ドー」と頼めば無料の水道水が出てきます。8月はバカンスで長期休業する店が多いので、行きたい一軒があれば前日に営業を確かめておくと安心です。
Cafe Kitsune Palais Royal
パレ・ロワイヤル庭園の回廊にある小さなカフェで、パリ発のブランド Maison Kitsuné が営んでいます。抹茶ラテとエスプレッソが看板です。
Louvre Museum
セーヌ右岸に建つ世界最大級の美術館で、古代エジプトからフランス絵画まで約3万5千点を展示しています。元は国王の宮殿でした。
Cafe Marly
ルーヴル宮リシュリュー翼の回廊に入るカフェ・レストランで、テラス席からガラスのピラミッドを正面に見ます。
Tuileries Garden
ルーヴルとコンコルド広場をつなぐ、砂利道と並木と池でできたフランス式庭園です。誰でも無料で入れます。
Musee d'Orsay
セーヌ左岸にある、1848年から1914年までのフランス美術を集めた美術館です。印象派とポスト印象派の所蔵で知られます。
Les Deux Magots
サン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいに立つカフェ兼ブラッスリーで、1885年から同じ場所にあります。
7th arrondissement, Paris
昨日の美術館づめから一転、今日は外の空気と一本の塔の日です。まだ目を覚まし切っていないクレール通りの市場で朝食をとり、歩いてエッフェル塔へ。旅で最初の大きな眺めがここで来ます。昼はシャン・ド・マルスの芝生に座り、塔を見上げながらのピクニック。午後のロダン美術館は建物より庭が主役で、塔の人混みのあとにちょうどいい静けさです。夕方は8月の長い光がすべて。左岸の河岸をオルセーの歩道橋のほうへ歩いて、カフェ・コンスタンのビストロ料理で終わります。明日は朝からモンマルトルの坂なので、今夜はゆっくり食べておきます。
今日は地下鉄なしで歩き通せます。カフェ・デュ・マルシェからエッフェル塔まで徒歩16分、そこからピクニックの芝生までさらに9分。ロダン美術館へは26分と今日いちばん長いので、昼を延ばしすぎないように。美術館から河岸までは14分、夜の散歩の終点からカフェ・コンスタンまでは4分です。
クレール通りの店では、菓子を指さす前にまず小さく「ボンジュール」。ここでは順番が逆だと感じ悪くとられます。エッフェル塔は手荷物検査があるので、予約時刻ちょうどではなく数分前に着いておきます。シャン・ド・マルスでのピクニックはごく普通の光景ですが、晴れた日はごみ箱がすぐ一杯になるので自分のごみは持ち帰りを。夕方の河岸は、同じように夕暮れを歩きに出た地元の人でいっぱいになります。眺めと同じくらい、その様子を見ているのが楽しい時間です。
Cafe du Marche
7区の市場通り、リュ・クレールに面したカフェ・ビストロで、朝食から夕食まで一日中開いています。
Eiffel Tower
シャン・ド・マルスの端に立つ高さ約330mの鉄塔で、パリでいちばん有名な建築物です。三つの階層に展望フロアがあります。
Champ de Mars picnic
エッフェル塔と士官学校の間に広がる細長い公園で、芝生と並木でできています。塔を正面から見上げられる場所です。
Rodin Museum
18世紀の館オテル・ビロンとその庭を使った美術館で、オーギュスト・ロダンの彫刻とデッサンを収めています。
Seine evening walk
ルーヴル周辺からオルセーにかけてのセーヌ両岸の遊歩道で、橋と川沿いの古書店が続きます。
Cafe Constant
7区サン・ドミニク通りにある小さなビストロで、フランスの家庭的な定番料理を出します。
Montmartre, Paris
朝はモンマルトルのピンクの家でコーヒーを一杯。そこから坂を上ってサクレ・クールの白いドームへ、階段の上からパリを見渡します。テルトル広場の似顔絵描きの間を抜け、ソール通りの小さなぶどう畑まで下ったら、昼は古い酒場の庭で長めに。午後は南に移ってマレ地区のヴォージュ広場へ。赤れんがのアーケードを一周し、角のヴィクトル・ユーゴーの家を横目に。夜はプロヴァンス風のビストロで旅の最後の食事です。上りと下りが多い一日なので、坂は朝のうちに片付けてしまうのが楽です。
モンマルトルの中は歩きですが、上りだけはケーブルカーに任せてかまいません。2号線アンヴェール駅から乗り場までは徒歩5分ほど。ラ・メゾン・ローズからサクレ・クールは坂を上って10分、そこからテルトル広場までは3分です。マレへは12号線アベス駅に乗り、コンコルドで8号線に乗り換えてシュマン・ヴェール駅まで30分ほど。ヴォージュ広場からシェ・ジャヌーは歩いて5分もかかりません。
サクレ・クールは今も現役の教会です。中では声を落として、写真も控えめに。夏でも肩を大きく出した服装は避けたほうが無難です。モンマルトルの細い坂道は住宅街でもあるので、朝早い時間は静かに歩きます。マレは日曜も店が開いている数少ない地区で、その代わり日曜がいちばん人出の多い曜日になります。8月はバカンスで長く閉める店もあるため、夜の一軒だけは前もって確認しておきましょう。
La Maison Rose
モンマルトルのアブルヴォワール通りの角に立つ、緑の窓枠とピンクの壁の小さなレストランです。
Sacre-Coeur
モンマルトルの丘の上に立つ白いドームの聖堂で、パリ市内を広く見渡せます。入場は無料です。
Montmartre lanes
サクレ・クールの裏手に広がる石畳の路地で、テルトル広場、ソール通りのぶどう畑、小さな階段が続きます。
La Bonne Franquette
ソール通りとサン・リュスティック通りの角にある、庭付きの古いオーベルジュです。フランスの伝統料理を出します。
Place des Vosges
マレ地区にある正方形の広場で、赤れんがと石の建物が四方を囲み、一階部分がアーケードになっています。
Chez Janou
マレの静かな角にある南仏料理のビストロで、ラタトゥイユや子羊など、プロヴァンスの家庭料理を出します。