Travolp.
共有された旅行· 共有日 7/27/2026

Three Days in,
Athens.

Athens, Greece

旅行価格 価格は別途お問い合わせ
8/21/2026 → 8/23/2026大人2名
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日数
3日
立ち寄り先
18か所
目的地
1目的地
旅行者
大人2名
興味

antiquity, tavernas, markets, coast

旅程

3章
1日目8/21/2026

アクロポリスの丘とプラカの路地

Acropolis, Athens

開門と同時に丘へ上がり、暑さと団体客が来る前にパルテノンを見ます。午後は博物館の大理石の間を歩き、日が傾いたらプラカの細い路地へ下りていく一日です。

この日の流れ

朝いちばんで丘に上がり、パルテノンとエレクテイオンを見てから南斜面を下ってアクロポリス博物館へ。昼を食べたら暑さが引くまで一度休み、夕方にプラカの路地へ下ります。夜は1898年から同じ場所に立つタベルナで長めの食事。同じ岩を、上から、内側から、下から眺める組み立てです。

服装と予約

チケットは時間指定でオンライン購入を。アクロポリス単体の券のほかに主要遺跡をまとめた共通券があり、翌日に古代アゴラへ行くなら共通券のほうが得です。丘の上に日陰はほとんどありません。帽子、日焼け止め、1リットル以上の水、それにグリップのある靴。長年踏まれてきた大理石は乾いていても滑ります。8月は猛暑で日中に遺跡が一時閉鎖されることがあるので、当日の朝に公式サイトを確認しておくと安心です。夜のタベルナは20時なら予約なしでも入れることが多いものの、屋外席を狙うなら電話を一本。

移動のしかた

朝のカフェがあるコウカキ地区からアクロポリス西側の入口までは、坂を上って15分ほど。地下鉄なら赤の2号線でAkropoli駅、博物館のすぐ前に出ます。丘の上から博物館へは南斜面沿いの遊歩道を下って10分ほど。博物館からマニ・マニは徒歩5分です。夕方はディオニシオウ・アレオパギトウの歩行者道を東へ歩けば、アクロポリスを右手に見ながらそのままプラカの入口に着きます。プラカ一帯は坂と階段だらけで、タクシーは細い路地に入れません。

現地の作法

ギリシャの夕食は遅めで、20時はまだ早いほう。地元の人が座りはじめるのは21時を過ぎてからです。タベルナでは前菜を数皿頼んで取り分けるのが普通なので、一人一皿ずつ頼むと確実に多すぎます。水道水はそのまま飲めます。チップは義務ではなく、気持ちよく過ごせたら端数を切り上げる程度で十分。遺跡の中では三脚と自撮り棒が使えません。プラカで呼び込みの強い店は避けて、値段の入ったメニューを外に出している店を選べば大きく外しません。

  1. 01

    Kaya Specialty Coffee

    08:00 · 45m
    歩行者専用のドラク通りに面したテラス席が気持ちいい店です。フラットホワイトと温かいスパナコピタで軽く済ませて、丘に上がる体力を残しておきましょう。8時台なら席は選び放題。丘の上には店がないので、水を1本足しておくと安心です。
    この場所について

    アクロポリスの南西、コウカキ地区の歩行者専用ドラク通りに面したスペシャルティコーヒー店です。

    歴史
    2010年代以降のアテネでは、自家焙煎の豆とフィルターコーヒーを出す小さな店が一気に増えました。この店もその流れの一軒で、地下鉄駅と遺跡の間という立地で定着しました。
    有名な理由
    アクロポリスの入口まで歩ける距離にありながら、朝いちばんに落ち着いて座れる数少ない店として知られています。
    知っていましたか
    面したドラク通りは車が入れない歩行者道で、両側にカフェのテラスが並びます。すぐ近くのSyngrou-Fix駅から博物館まで歩ける距離です。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 21 min· 1.3 km↗ Directions
  3. 02

    Acropolis and Parthenon

    09:00 · 120m
    開門直後がいちばん涼しく、人も少なめです。西側のプロピュライアから入ってパルテノンを一周し、北側のエレクテイオンにあるカリアティード(乙女の柱)を見てください。ここに立つ6体はレプリカで、本物は博物館にあります。大理石の床が滑るので歩幅は小さめに。
    この場所について

    アテネ中心部にそびえる石灰岩の丘と、その上に立つ紀元前5世紀の神殿群です。

    歴史
    ペルシア戦争で焼かれた聖域を、ペリクレスの主導で紀元前447年から建て直したのがパルテノンです。設計はイクティノスとカリクラテス、彫刻はフェイディアスが監督しました。
    有名な理由
    古典期ギリシャ建築の基準とされ、直線に見せるために柱や床をわずかに膨らませた工夫がよく知られています。
    知っていましたか
    パルテノンは神殿のあと教会になり、モスクにもなりました。長くほぼ無傷でしたが、1687年に火薬庫として使われていたところへヴェネツィア軍の砲弾が当たり、中央部が吹き飛んでいます。
    ↗ マップで開く
  4. 🚶walk· 9 min· 700 m↗ Directions
  5. 03

    Acropolis Museum

    11:30 · 90m
    入口手前のガラス床の下に、発掘された古代の街路がそのまま見えます。最上階のパルテノン・ギャラリーは本物の神殿と同じ向きに造られていて、窓の外に丘が見えます。一部の展示室は撮影禁止なので表示を確認してください。テラスのカフェは休憩に向いています。
    この場所について

    アクロポリスの南斜面のふもとに建つ、丘から出土した彫刻と建築部材を収める博物館です。

    歴史
    丘の上の旧博物館が手狭になり、2009年に開館しました。設計はベルナール・チュミとミハリス・フォティアディス。建設中に古代の住宅街が見つかったため、建物は柱で持ち上げて遺構の上に架けてあります。
    有名な理由
    最上階のパルテノン・ギャラリーは神殿と同じ向き、同じ大きさに造られ、ガラス越しに本物の丘が見えます。エレクテイオンのカリアティードの実物もここにあります。
    知っていましたか
    カリアティードは6体のうち5体がこの館に、1体はロンドンの大英博物館にあります。展示室では5体が並び、欠けた1体の場所がそのまま空けてあります。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 6 min· 500 m↗ Directions
  7. 04

    Mani Mani

    13:30 · 90m
    ペロポネソス半島マニ地方の料理を今の形で出す店で、博物館から歩いて5分ほど。階段を上がった先にあるので通りからは見落としがちです。マニの腸詰やヒロピテス(卵入りの小さなパスタ)を使った皿が看板。昼は比較的入りやすいものの、週末は予約しておくと安心です。
    この場所について

    ペロポネソス半島南端のマニ地方の料理を出す、コウカキのレストランです。

    歴史
    マニは岩がちで痩せた土地が続く半島で、塩漬け肉やヒロピテスなど保存の効く食材が発達しました。その郷土の味を都会の店の形にまとめたのがこの店です。
    有名な理由
    アクロポリス博物館から徒歩数分という立地で、地方料理をきちんと出す店として長く支持されています。
    知っていましたか
    ヒロピテスは卵と小麦で作る小さな四角いパスタです。ギリシャの家庭では夏のうちに作って干し、冬まで保存します。
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  8. 🚶walk· 9 min· 600 m↗ Directions
  9. 05

    Plaka lanes

    18:00 · 90m
    日が傾いてから歩くと石畳の照り返しがやわらぎます。ムニシクレウス通りは階段そのものがタベルナの客席になっていて、上るほどアクロポリスが近く見えます。土産物屋の並ぶアドリアヌー通りより、一本内側の路地のほうが静かです。坂と階段が多いので靴だけは選んでください。
    この場所について

    アクロポリスの北東斜面に広がる、新古典様式の家並みが残る旧市街です。

    歴史
    古代アテネの住宅地の上にそのまま重なって発達し、19世紀にギリシャ王国の首都になったとき、バイエルンから来た建築家たちが新古典様式の街区を整えました。
    有名な理由
    アクロポリスの真下という位置と、車の入れない石畳の路地。ムニシクレウス通りでは階段が丸ごとタベルナの客席になっています。
    知っていましたか
    プラカは『神々の界隈』とも呼ばれます。地区のあちこちで、家の壁や中庭に古代の石材がそのまま組み込まれているのが見えます。
    ↗ マップで開く
  10. 🚶walk· 4 min· 200 m↗ Directions
  11. 06

    Palia Taverna tou Psarra

    20:00 · 120m
    1898年からエレクテオス通りに立つプラカの老舗です。炭火焼きのタコと時間をかけて煮た仔羊が看板。屋外席は坂の上下に分かれていて、上の段のほうが静かです。20時ならまだ空いていますが、21時を過ぎると混みます。
    この場所について

    プラカのエレクテオス通りにある、階段状のテラスを持つ老舗タベルナです。

    歴史
    1898年の創業。アクロポリスの北斜面に張り付く区画にあり、坂に合わせて客席を段々に広げてきました。
    有名な理由
    プラカで最も古いタベルナの一つとして知られ、炭火焼きのタコや仔羊料理を目当てに人が集まります。
    知っていましたか
    ギリシャ語のプサラスは漁師や魚屋を指す言葉で、店名は『プサラスの古いタベルナ』という意味になります。
    ↗ マップで開く
2日目8/22/2026

古代アゴラとモナスティラキ

Monastiraki, Athens

アゴラの柱の間を歩き、モナスティラキの蚤の市を冷やかしてから、アクロポリスの北側に張り付く白い階段の集落へ。古代の広場と今の商店街が同じ地面に重なっているのが、歩くとよくわかります。

この日の流れ

古代アゴラの柱の間を歩くところから始めます。丘の上のヘファイストス神殿に上がって広場全体を見渡し、そのままモナスティラキの雑踏へ。昼は広場の串焼き屋で、暑い時間をやり過ごしてからアナフィオティカの白い階段を上ります。夜はアゴラを見下ろす屋上で食事。二千年以上の時間差がある二つの広場を、同じ日に同じ足で歩く一日です。

持ち物と時間の使い方

アゴラは日陰が少ないので、水と帽子は前日と同じ装備で。共通券を買ってあればそのまま入れます。蚤の市を本気で見るなら日曜の午前ですが、日曜はアゴラも混みます。平日ならアビシニア広場の古道具屋が落ち着いて見られます。買い物は現金があると話が早い場面が多く、小さな店ではカードを断られることもあります。夜のクジナは屋上席が数卓しかないので、予約のときに屋上と伝えてください。

移動のしかた

この日はすべて徒歩圏です。テシオの朝のカフェからアゴラの北入口までは5分。アゴラを南へ抜けるとアドリアヌー通りに出て、モナスティラキ広場までさらに5分。広場からアナフィオティカへはプラカ側の階段を上って15分ほどで、標識がほとんどないため上へ向かう階段を選び続けるのがこつです。地下鉄は青の3号線と緑の1号線がモナスティラキで交わっていて、空港からも乗り換えなしで来られます。夜のアドリアヌー通りは歩行者専用で、車を気にせず歩けます。

アテネの暮らしのこと

アナフィオティカは観光施設ではなく人が住む集落です。玄関先の鉢植えや洗濯物のすぐ横を通るので、声は控えめに。市場の値段は交渉の余地があることが多く、まとめ買いなら聞いてみる価値があります。ケバブとスヴラキは別物で、ケバブは挽き肉を成形して焼いたもの、スヴラキは串に刺した角切り肉です。頼むときにピタでと言えば包んでくれます。日曜は多くの商店が閉まりますが、モナスティラキ周辺だけは動いています。

  1. 01

    The Underdog

    08:30 · 45m
    新古典様式の建物を使ったテシオのロースタリーです。エスプレッソだけでなくフィルターも頼む価値があります。中庭の席は朝のうちが涼しく、ブランチの皿もしっかり食べられる量。歩行者専用のイラクリドン通りなので車の音がありません。
    この場所について

    テシオのイラクリドン通りにある、焙煎所を併設したコーヒー店です。

    歴史
    新古典様式の建物を改装して開いた店で、店内で焙煎した豆と抽出の技術を前面に出す、いまのアテネのコーヒー文化を代表する一軒になりました。
    有名な理由
    バリスタの競技会で名前の挙がる店として知られ、コーヒーだけでなくブランチの評価も高いです。
    知っていましたか
    ギリシャの夏の定番はフラッペとフレドカプチーノで、どちらも冷たいコーヒー。フレドは氷を入れて泡立てたエスプレッソが土台になっています。
    ↗ マップで開く
  2. 🚶walk· 7 min· 500 m↗ Directions
  3. 02

    Ancient Agora

    09:30 · 90m
    入口はアドリアヌー通り側とテシオ駅側の2か所。まず丘の上のヘファイストス神殿へ上がると、アゴラ全体とアクロポリスが一望できます。復元されたアタロスの柱廊は中が博物館で、冷房が効いていて休憩にもちょうどいい場所です。日陰が少ないので水を持って入ってください。
    この場所について

    アクロポリスの北西のふもとに広がる、古代アテネの市民生活の中心だった広場の遺跡です。

    歴史
    紀元前6世紀から公共広場として整えられ、政治も裁判も商売も哲学の議論もここで行われました。ソクラテスが道行く人をつかまえて話し込んだのもこの一帯です。
    有名な理由
    丘の上に立つヘファイストス神殿は、ギリシャで最も保存状態のよいドーリア式神殿です。
    知っていましたか
    ヘファイストス神殿が残ったのは、7世紀ごろから聖ゲオルギオス教会として使われ続けたからです。教会だった期間は1834年まで続きました。
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  4. 🚶walk· 6 min· 400 m↗ Directions
  5. 03

    Monastiraki flea market

    11:30 · 75m
    日曜は蚤の市が全開になりますが、平日でもアビシニア広場まわりの古道具屋と土産物屋は開いています。広場の骨董屋は値札のない品も多く、声をかければ値段を教えてくれます。ハドリアヌー通りの安いサンダルは品質に差があるので、革の縫い目を見てから買うのが無難です。
    この場所について

    モナスティラキ広場からアビシニア広場にかけて広がる、古道具と骨董の市です。

    歴史
    オスマン時代からの商業地区がそのまま市場として残り、20世紀に古道具屋と再生品の店が集まって今の形になりました。
    有名な理由
    日曜の朝に規模が最大になり、家具や食器からレコード、軍の放出品まで並びます。
    知っていましたか
    モナスティラキは『小さな修道院』という意味で、広場に建つパンダナサ教会に由来します。この教会はかつて大きな修道院の一部でした。
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  6. 🚶walk· 1 min· 100 m↗ Directions
  7. 04

    O Thanasis

    13:00 · 75m
    モナスティラキ広場のミトロポレオス通りに面した串焼きの老舗です。名物のケバブはヨーグルトとピタ、生の玉ねぎと一緒に出てきます。外の席は広場が見えて楽しい代わりに待つこともあるので、時間がなければ持ち帰りの窓口へ。
    この場所について

    モナスティラキ広場に面したミトロポレオス通りにある、ケバブとスヴラキの店です。

    歴史
    小アジアから移ってきた人々が持ち込んだ挽き肉のケバブは、やがてアテネの下町の定番になりました。この店はその味を出し続けてきた古株の一軒です。
    有名な理由
    ケバブの評判で地元の人にも旅行者にも知られていて、昼どきは持ち帰りの窓口にも列ができます。
    知っていましたか
    ギリシャでケバブと呼ぶのは挽き肉を細長く成形して焼いたものです。角切り肉の串焼きはスヴラキ、削ぎ切りの回転焼きはギロと、名前がはっきり分かれています。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 18 min· 1.1 km↗ Directions
  9. 05

    Anafiotika

    16:00 · 60m
    アクロポリスの北斜面に、白い壁と青い扉の家が固まっています。19世紀にアナフィ島から来た石工たちが故郷の家をそのまま建てた場所です。人が暮らす生活道路なので、声の大きさと洗濯物への配慮を忘れずに。標識は少なく、上へ向かう階段を選び続ければ自然にたどり着きます。
    この場所について

    アクロポリスの北斜面に張り付く、白壁と細い階段だけでできた小さな集落です。

    歴史
    19世紀半ば、王宮の建設のためにアナフィ島から呼ばれた石工たちが、島の作法そのままに家を建てたのが始まりです。のちの発掘で多くが取り壊され、今残るのは数十軒ほどになりました。
    有名な理由
    アテネの真ん中にキクラデス諸島の村がそのまま現れる、という光景で知られています。
    知っていましたか
    当時の法の名残で、一晩のうちに屋根まで建て上げた家は取り壊されないという言い伝えがあり、石工たちは夜の間に家を仕上げたと伝えられています。
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  10. 🚶walk· 19 min· 1.6 km↗ Directions
  11. 06

    Kuzina

    20:00 · 120m
    アゴラ沿いのアドリアヌー通りにある現代ギリシャ料理の店です。目当ては屋上席で、ライトアップされたアクロポリスが正面に見えます。屋上は数卓しかないので、予約のときに必ず屋上と伝えてください。1階のテラスも通りの眺めがよく、料理は同じです。
    この場所について

    古代アゴラに面したアドリアヌー通りにある、現代ギリシャ料理のレストランです。

    歴史
    歩行者専用になったアドリアヌー通り沿いの建物を使い、伝統的な材料を今の皿に組み替える方向で、アテネの外食の変化とともに歩んできた店です。
    有名な理由
    屋上テラスから、ライトアップされたアクロポリスと足元のアゴラの両方が見えます。
    知っていましたか
    クジナはギリシャ語で台所という意味です。イタリア語のcucinaやフランス語のcuisineと同じ語の流れにあります。
    ↗ マップで開く
3日目8/23/2026

リビエラ海岸とスニオン岬の夕日

Cape Sounion, Greece

海岸道路を南へ下り、崖に囲まれたブリアグメニ湖のぬるい水に浮かんでから、スニオン岬へ。ポセイドン神殿の柱の向こうにエーゲ海の夕日が沈みます。

この日の流れ

海岸道路を南へ下るドライブの日です。グリファダの砂浜で朝食をとり、崖に囲まれたブリアグメニ湖のぬるい水に浮かびます。昼は岬の手前の魚料理で長めに休み、夕方にもう一度だけ泳いでから、ポセイドン神殿の柱越しに日が沈むのを見ます。帰り道はバルキザの海沿いで遅い夕食。街から離れるほど水が澄んでいくのが、そのまま一日の流れになります。

準備しておくこと

水着とタオルは朝から持って出てください。着替えられる場所が限られるので、水着を服の下に着ておくと動きが楽です。ブリアグメニ湖は入場料が要り、サンベッドとタオルは現地で借りられます。スニオンの浜は岩が多く、マリンシューズがあると快適です。神殿の閉門時刻は季節で変わるので、当日の日没時刻と合わせて確認を。岬は風の強い日が多く、夏でも羽織るものが1枚あると違います。夜のレストランは夏季のみの営業で、予約が前提だと思っておいてください。

移動のしかた

この行程はレンタカーがいちばん現実的です。アテネ中心部からスニオン岬までは海沿いの道でおよそ70キロ、途中で止まりながらで2時間前後。グリファダまでならシンタグマ広場からトラムでも行けます。公共交通だけで岬まで行くなら、ペディオン・トゥ・アレオス近くのマヴロマテオン通りからKTELのスニオン行きバスが出ていて、片道2時間ほど。ただし日没後の便は本数が少ないので、帰りの時刻を先に調べてから乗ってください。駐車場は湖にも神殿にも敷地内にあります。

海辺での過ごし方

アテネ近郊の浜は、無料の公共ビーチと有料のビーチクラブが交互に並んでいます。有料側はサンベッドとシャワーが付き、料金は場所と曜日で変わります。夏の海辺の店は昼から夜まで通しで営業していて、食事のあとそのまま音楽が始まることも珍しくありません。夕食が21時からというのもこの季節なら普通なので、神殿で日没を見てから向かってちょうどいい時間になります。岬の駐車場は日没直後に一斉に車が動きだすので、少し待ってから出ると渋滞に巻き込まれません。

  1. 01

    Balux House Project

    09:00 · 75m
    グリファダの砂浜にそのまま面したオールデイ・カフェです。家のように部屋が分かれた造りで、朝は海側のテラスが空いています。ブランチは卵料理とギリシャヨーグルトが手堅い。水着のままでも入れる雰囲気ですが、砂を落としてから席に着くのがこの辺りの流儀です。
    この場所について

    グリファダの砂浜に面したオールデイ・カフェ兼レストランです。

    歴史
    アテネ南郊の海岸線は旧空港跡地の再開発とあわせて整備が進み、ビーチクラブと通年営業のカフェが並ぶ帯になりました。この店もその一角にあります。
    有名な理由
    客席が家の部屋のように分かれた造りで、砂浜にそのまま出られるブランチの場所として知られています。
    知っていましたか
    グリファダのすぐ隣には、2001年にアテネ国際空港が今の場所へ移るまで使われていた旧エリニコ空港があります。その跡地は現在、大規模な公園と再開発の区域になっています。
    ↗ マップで開く
  2. 🚗drive· 12 min· 7.3 km↗ Directions
  3. 02

    Lake Vouliagmeni

    11:00 · 90m
    崖に囲まれた温かい汽水湖で、地下から湧く水と海水が混ざっています。浮きやすく、長く入っていても体が冷えません。小さな魚が足をつつきますが無害です。入場は有料で、サンベッドとタオルは現地で借りられます。11時前なら岩場側の静かな一角が取れます。
    この場所について

    アテネ南郊にある、崖に囲まれた汽水の温泉湖です。

    歴史
    もとは地下の大きな洞窟で、天井が崩落して空が開き、今の湖になりました。地下の水路で海とつながっていて、湧き出す鉱泉と海水が混ざり合っています。
    有名な理由
    水温が年間を通しておおむね22度から29度の範囲に保たれるため、真冬でも泳げます。ミネラルを含む水は療養目的でも古くから利用されてきました。
    知っていましたか
    湖底からは長い水中洞窟が伸びていて、潜水調査によって数キロ先まで続いていることが確認されています。
    ↗ マップで開く
  4. 🚗drive· 45 min· 43.1 km↗ Directions
  5. 03

    Taverna Syrtaki

    14:00 · 90m
    スニオン岬の手前5分ほど、海に張り出したテラスの魚料理店です。その日の魚をキロ単位で選ぶ方式なので、頼む前に大きさと値段を確認しておくと安心です。ワイン煮のタコは外しません。昼下がりは風が通って、屋外でも過ごしやすい時間帯です。
    この場所について

    スニオン岬の少し手前、海に面したテラスを持つ魚料理のタベルナです。

    歴史
    岬へ向かう海岸道路沿いには、近くの漁港で揚がった魚をそのまま出す食堂が古くから点在してきました。この店もその一軒として、岬を訪れる人の昼食の場所になってきました。
    有名な理由
    ポセイドン神殿から車で数分という位置と、水面に張り出した席が理由です。
    知っていましたか
    シルタキという名前は映画『その男ゾルバ』のために作られた踊りに由来します。古い伝統舞踊と思われがちですが、生まれたのは1964年です。
    ↗ マップで開く
  6. 🚶walk· 14 min· 1 km↗ Directions
  7. 04

    Sounio Beach

    16:00 · 90m
    岬の下にある小さな入り江で、水は驚くほど透明です。神殿が混む時間を避けて泳ぐにはちょうどいい場所。設備は簡素なので、タオルと日陰になるものは持参してください。岩が多く、足を切らないようマリンシューズがあると快適です。神殿までは車で数分。
    この場所について

    スニオン岬のふもとにある、透明度の高い小さな入り江です。

    歴史
    岬一帯は古代から海路の目印で、周辺には神域を守った要塞の跡も残っています。浜は長く漁と船着きの場として使われてきました。
    有名な理由
    神殿の丘のすぐ下で泳げる場所として、夕日を待つ間の時間の使い道になっています。
    知っていましたか
    近くのラヴリオ一帯は古代アテネの銀山地帯でした。そこで採れた銀がアテネの艦隊と貨幣を支えています。
    ↗ マップで開く
  8. 🚶walk· 28 min· 1.9 km↗ Directions
  9. 05

    Cape Sounion, Temple of Poseidon

    18:30 · 120m
    日没の1時間半前に入ると、団体バスが着く前に柱を一周できます。神殿は柵の外からしか見られませんが、西側の岩場に回ると柱と海が重なって見えます。バイロンが刻んだとされる名前は柱の一つに残っています。風の強い日が多いので、羽織るものを1枚。
    この場所について

    アッティカ半島の南端、海に突き出した岬の上に立つ海神ポセイドンの神殿です。

    歴史
    紀元前440年ごろ、それ以前の神殿が未完成のまま破壊されたあとに建てられました。柱には近くのアグリレザで採れた大理石が使われています。
    有名な理由
    三方を海に囲まれた断崖の上に柱が並ぶという立地で、エーゲ海に沈む夕日を見る場所として知られています。船乗りにとっては古代からアッティカに帰り着いた合図でした。
    知っていましたか
    柱の一つに、詩人バイロンが1810年に刻んだとされる名前が残っています。今は柵の外からしか近づけません。
    ↗ マップで開く
  10. 🚗drive· 53 min· 46.7 km↗ Directions
  11. 06

    Island Athens Riviera

    21:15 · 120m
    バルキザの海沿いに立つ白壁のレストランです。夏だけ営業する店で、席に着くのは21時以降が普通。予約は必須に近く、海に近いテーブルを頼んでおくと満足度が上がります。ドレスコードは厳しくありませんが、ビーチサンダルよりは少しきれいめの靴で。
    この場所について

    バルキザの海岸沿いにある、白壁のレストラン兼クラブです。

    歴史
    アテネ南岸には夏の間だけ開く屋外のレストランとクラブが並ぶ習慣が古くからあります。この店はキクラデス風の白い建物でその形を定着させました。
    有名な理由
    海に面したテラスと、食事からそのまま夜へ続く営業の仕方で、アテネの夏の定番になっています。
    知っていましたか
    アテネ南岸のこの一帯はアテネ・リビエラと呼ばれ、ピレウスからスニオン岬まで60キロあまりにわたって海岸道路が続きます。
    ↗ マップで開く
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